ヴァイオリニストの系譜 2
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
スペイン出身のパブロ・サラサーテ(1844〜1908)やルーマニア出身のジョルジュ・エネスコ(1881〜1955)もパリで学んだことから、フランス・ベルギー派とされます。
エネスコと同じマルシック門下には、フランス出身のジャック・ティボー(1880〜1953)がいます。
エネスコは、アメリカ生まれのイェフーディ・メニューイン(1916〜1999)や、ベルギー出身のアルテュール・グリュミオー(1912〜1986)、その他ジネット・ヌヴー(1919〜1949)なども教えています。
ハンガリー出身のカール・フレッシュ(1873〜1944)は、マルシック門下という意味では、エネスコやティボーと兄弟弟子ですが、ベルリンを本拠地として後進の指導にあたり、シモン・ゴールドベルク(1909〜1993)やヘンリク・シェリング(1918〜1988)を育てました。
関連記事
-
メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト
ヴァイオリンコンチェルトで人気の高い「メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリンコンチェルト」。 こ
-
日本のヴァイオリンの教本
日本でよく使われているヴァイオリンの教本は、3つあります。 「鈴木慎一バイオリン指導曲集」全
-
ヴァイオリンの練習 9
「ヴァイオリンの練習は、午前中に45分から1時間30分くらいしています。ほとんど毎日するように心が
-
ヴァイオリンのヴィブラートの種類
ヴァイオリンのヴィブラートは、大まかに2種類あります。「腕からのヴィブラート」と「手首からのヴィブ
-
ヴァイオリンのコレクター
史上一番のヴァイオリンコレクターは、ニコロ・パガニーニです。 1782年にイタリア・ジェノバ
-
ヴィブラートにチャレンジ
「スプリングコンサート」が終わったので、ヴィブラートに挑戦したいと思います!」 と、Tさん。
-
ヴァイオリン練習 4
「今度の週末は出かける予定もないので、ヴァイオリン練習を頑張ろうと思います。」 と、Tさん。
- PREV
- ヴァイオリニストの系譜 1
- NEXT
- レッスン室のエアコンそうじ