ヴァイオリンの暗譜
公開日:
:
最終更新日:2019/07/20
ヴァイオリンの小話
「暗譜」とは、楽譜を見ずに弾くことの事です。
暗譜は、とても大切です。
国語や英語の暗唱など同じかと思いますが、始めは何も分からなくても、何度も暗譜で弾いているうちに、全体の流れや意味が見えてくるからです。
譜面を見て弾く習慣を付けてしまうと、記号にとらわれて自由に表現することを忘れてしまいます。
オーケストラやアンサンブル曲でも同じです。
全部は覚えられないとしても、ちらっと楽譜に目をやると、フレーズの一つくらいは覚えて弾けるようにするとよいでしょう。
こういう状態にあると、気持ちに余裕があるので、自分の音に神経を集中できます。オーケストラでは指揮者を見たり周りの音を聞いたりすることができるようになります。
そしてもちろん先の楽譜が浮かぶので、ケアレスミスが減り、安定した演奏になります。
結果として譜面台を置いても「暗譜して弾く」事に、チャレンジしてみましょう!

関連記事
-
-
ヴァイオリニストのサラサーテ
サラサーテといえば「新しいヴァイオリン教本 6巻」にも出てくる「ツィゴイネルワイゼン」を思い出す方
-
-
ヴァイオリンのボーイング練習に
昨日いらした生徒さんが 「ヴァイオリンは最初に習得することがたくさんありますね!」 と、言って
-
-
ヴァイオリンのアゴ当てカバー
昨日レッスンにいらしたAさんのヴァイオリンのアゴ当てに、茶色のカバーが付いていました。
-
-
ヴァイオリンのリズム
「付点音符が甘くなる」「シンコペーションが分からなくなる」「テンポが安定しない」「複雑なリズムが読
-
-
ヴァイオリンを鳴らす
最も大切なのは「弓がまっすぐ弾ける」ということです。 弦楽器は、弦を摩擦して音を出す楽器です
-
-
ヴァイオリンを良い音色で
当教室でのヴァイオリンレッスン第二回目のMさん。 地元でのヴァイオリングループレッス
-
-
ヴァイオリンの速い重音
「ヴィエニアフスキ作曲 2つの性格の違うオベルタス」には、速い重音が出てきます。 ヴァイオリ
-
-
ヴァイオリンのスラー
「スラー」は「2つ以上の高さの違う音を、弓を返さずに繋げて弾く」奏法です。 スラーの中に何音も入っ
-
-
ヴァイオリンのポジション移動
「ヴァイオリンの指板は見る通り、およそ30cmくらいの長さしかありません。 しかし、ヴァイオリンが
- PREV
- ヴァイオリンの駒に
- NEXT
- サマーコンサートに向けて 11