教則本で有名なヴァイオリニスト 1
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
「セヴシック」
当教室の生徒さんでも取り組んでいる方が少なくない「セヴシック」。ヴァイオリンを習う人、ヴァイオリニストで、この人「セヴシック」を知らない人はいないと思います。
「セヴシック」を練習し始めた生徒さんは音程のとり方がしっかりとしてくるので、音階や曲の演奏がレベルアップしています♫
セヴシック(1852〜1934)は、チェコ生まれの偉大なヴァイオリニストであり、名教師です。プラハとウィーン、そしてロンドンやアメリカでも教えていました。
セヴシックは、ヤン・クーべリック(1880〜1940)の師としても有名です。ウィーンの音楽アカデミーでの弟子には、エリカ・モリーニ…楽都の名花と言われたヴァイオリニスト…もいます。
セヴシックの技術目的別の教本…作品1〜9 は1901年に刊行されてから100年以上ヴァイオリン上達を目指す人の必須アイテムになっています。
以前 セヴシックの弟子だった先生の公開レッスンを聴講したことがあります。その先生は「この中で一番大切な練習は『4度』です。」とおっしゃっていました。
関連記事
-
ヴァイオリンのスピッカート&スタッカート
「スピッカートが出来るようになったんです!」 と嬉しそうな笑顔のSさん。 スタッ
-
ヴァイオリンを弾く前に
楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切で
-
ヴァイオリン練習 1
「朝ごはんを食べて、落ち着いた後に弾いています。 夕食の前に練習することもあります。」 と、Yさん
-
ヴァイオリニストの系譜 2
スペイン出身のパブロ・サラサーテ(1844〜1908)やルーマニア出身のジョルジュ・エネスコ(188
-
ヴァイオリンの大きさ
ヴィオラ(コントラバスなども)は、楽器によって結構大きさに違いがあります。 それに対して(フル
-
ヴァイオリンのポジション移動
ヴァイオリンを始めて ファーストポジションが安定してきた頃に 始める「ポジション移動」: 左手指(の
-
ヴァイオリンを鳴らす
最も大切なのは「弓がまっすぐ弾ける」ということです。 弦楽器は、弦を摩擦して音を出す楽器です
- PREV
- サマーコンサート出演後 4
- NEXT
- サマーコンサート出演後 5