ヴァイオリンの左指の押さえ方で

公開日: : 未分類

ヴァイオリンの左指の押さえ方は、基本は「指の中心の角度が およそ45度」です。

この押さえる角度を変えると音色が変わります。

少し角度を60度くらいに指を立てると、ハッキリした繊細な音色になります。

反対に角度を30度くらいに指を寝せると、優しい(曖昧な)音色になります。

押さえる指の場所が違うと、弦を押さえる強さが変わるので、音の柔らかさも変わってきます。

そしてまた、左指の関節固定力が強いか弱いかによって弦を押さえる圧力が変わり、ヴィブラートの幅や速度も変わります。

 

ヴァイオリンの音色の変化には、

1.左指の角度

2.ヴィブラートの幅

3.ヴィブラートの速度

4.弓のあてる場所(駒寄りか、指板の方か)

5.弓の弾く場所(弓元か、弓先か)

6.弓の圧力

7.弓の速度

など、7つの決定要素があります。

頭でも「ヴァイオリンの音色の変化要素」が分かっていると、助けになります☺

関連記事

クリスマスコンサートに向けて 2

「クリスマスコンサートに出演するなんてとんでもない!」と心底ビックリのRさんは、それでも気を取り直し

記事を読む

ヴァイオリンで弾いてみたい曲

「家では《カリブの海賊》をよく弾いています。」 とMちゃんのお母様。 楽器習得は練習回数

記事を読む

ヴァイオリン上達のポイント

中学生になったお嬢様のヴァイオリンレッスンをずっと見てきたOさんは「ヴァイオリン上達のコツ」を(普通

記事を読む

ヴァイオリンだけでなく

ヴァイオリンだけでなく、ピアノなど多趣味なIさん。クラッシック作曲家の特徴などにも詳しい方です。

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 2

カレンダーのスケジュールを見て「あら大変!もうクリスマスツリーを飾らないと間に合わないわ!」 皆さ

記事を読む

弦楽器奏者のための古楽器講座

私の大学時代の親友夫妻に古楽器の奏者の方がいます。ご夫妻でイタリアの国際コンクールで優勝したこともあ

記事を読む

ヴァイオリンのメインテナンスに

今日は、当教室の体験レッスン用のヴァイオリンの他、生徒さんからお預かりしているヴァイオリンを持って、

記事を読む

ヴァイオリン(楽器)のこと 2

ヴァイオリンは木でできているので、ぶつけたり落としたりの事故がなくても、修理が必要(例えば、湿度の変

記事を読む

ランチタイム・ヴァイオリンコンサート

つい先ほど、生徒さんMちゃんのお父様のお母様から「先日の品川プリンスでの演奏、とても好評でした。」と

記事を読む

ヴァイオリンの弓先をしっかり

弓先は音が抜けやすい ヴァイオリンの弓元は右手が弦に近いので重みがかけやすく、それに比べて弓先は、

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑