ヴァイオリン演奏時の脱力

公開日: : 最終更新日:2015/04/13 未分類

脱力とは、力を入れずに自然にヴァイオリンを持っていられる状態のことです。
言い換えると必要なところに必要な分だけ力を使う弾き方ができることです。
ではどうすれば、そのようにできるようになるのでしょうか。

私達はカップに入っている紅茶を飲む時、何気にカップを持ち、何気にカップを傾けますよね。
落とすまいと必死にカップを持つことはありませんし、カップを傾け過ぎてお茶がこぼれることもありません。
毎日紅茶を飲んでいるうちにいつのまにか身に着くのです。

ということはヴァイオリンを弾く時の脱力も、日々の練習の積み重ねの結果なのですね。
毎日少しずつでも練習していると身体のほうが自然と馴染んでくるものです。
「継続は力」ということでしょうか。

あとは難しい曲をやりすぎないことですね、やっぱり。
難しいと思っていると精神的な余裕がなくない緊張してどうしても力が入りがちです。

さて今日はこれから友人のピアノの先生の発表会で演奏するために下田に向かっています。
楽しい曲ばかりですし、ピアノとヴァイオリンの合わせの練習もまずまずしましたので、
「力が入りすぎず、のびのびと演奏」出来るかな?
image

関連記事

ヴァイオリンのボーイング

「演奏は80%ボーイングで決まる」と、どこかで聞いたことがあります。   「弓

記事を読む

ヴァイオリン教室の窓から

昨日ツボミだった金木犀(キンモクセイ)の花が咲きました。   朝日を浴びて

記事を読む

スプリングコンサートに向けて 7

今日は「スプリングコンサート」の小さな「引き出物」を購入するため日本橋まで行きました。

記事を読む

調弦

ヴァイオリンの調弦の工夫

パリ音楽院の先生も「音程を良くするために一番大事なのは調弦をきちんとすることです。」とおっしゃってい

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 6

今回の「サマーコンサート」では、ヴァイオリン教本初めて出てくる「リーディング作曲 コンチェルト」を演

記事を読む

レッスンの合間に♪

当教室のレッスン室で行う、講師自身の「ミニ リサイタル」。 アメリカから帰国するまでは、ホール

記事を読む

弦楽器奏者のための古楽器講座

私の大学時代の親友夫妻に古楽器の奏者の方がいます。ご夫妻でイタリアの国際コンクールで優勝したこともあ

記事を読む

ヴァイオリン&ピアノのサマーコンサートのお知らせ

当教室のサマーコンサートが 7月21日 午後2開演 当教室のレッスン室 で行われます。 &

記事を読む

ヴァイオリンの音色、七変化

ある程度弾けるようになってくると、次の7つの「ヴァイオリンの音色を決めるポイント」を知っていると、楽

記事を読む

ヴァイオリン練習の工夫

「今日が10回目のレッスンだと思います。」というKさん。 Kさんは、お家での練習は(周りの方へ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑