ヴァイオリンで歌うように
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「クリスマスコンサート」の一部最後に演奏したKさんは、しっかりしたテクニックの持ち主です。
それは日頃から…というか、ヴァイオリンを初めてから毎日欠かさず練習を重ね、基礎練習も弛みなく続けているから。本当にしっかりしたお嬢さんです。
今回のコンサートでは(その高度なテクニックに)「メロディーを歌う」のをプラスすることに挑戦しました。Kさんは、その「メロディーを歌って演奏する」のを精一杯、でも落ち着いて弾き切りました。今までの演奏に、音楽性が加わってとても良い演奏でした。
演奏曲目の「ウィニアフスキー作曲 コンチェルト第2番」は、美しいメロディーがいくつも出てきます。
この美しいメロディーを演奏するのなら、誰でも歌うように弾きたいと思います。大事なのは、その「歌いたい」という気持ちをストレート(そのまま素直に)表現することです。人によっては「恥ずかしいな」「ちょっと照れくさいな」と思ってしまったりしますが、その気持はどこかに置いておきます。「意外な自分」を誕生させる…殻を破る…というようなことです。俳優、女優になりきって、曲を聴衆に紹介するという気持ちで演奏します。
以前恩師が「ヨーロッパの人達は、身振り手振りと共に、とても表現豊かに話すでしょう?そういうボディランゲージを取り入れると、音楽がもっと豊かになります。」「大げさなのではなく、それがヨーロッパのごく普通の表現なのです。ヴァイオリンは、ヨーロッパの楽器なのですから。」とおっしゃっていました。
「クリスマスコンサート」で、初めてKさんの演奏を聴いた男の子のお父様は、
「とても感動しました。堂々とした弾きっぷりで、すごく良い刺激になりました。」とおっしゃっていました。
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