ヴァイオリン教室の体験レッスン
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昨日、体験レッスンに来てくれたKさんとMちゃん。
Mちゃんは外国で二ヶ月ほどヴァイオリンを習ったことがあるそうです。お母様のKさんも以前ヴァイオリンを習ったことがあるそうで、お二人ともヴァイオリンを持っています。
早速、弓の体操から…
初めは誰でもそうなのですが、弓を持つ手、特に右親指に力が入ってしまいます。
今回は次の方法が役立ちました。
左手人差し指を伸ばし(右を指す)これを弓に見立てて、右手で弓を持つのと同じ状態で持ってみます。
自分で持ってみて、次に講師(私)がその生徒さんの左手人差し指を持ってみます。
交代でやってみると「ずいぶん軽く持つんですね!」
そうなんです。名教師が「弓は落ちない程度に軽く持つ」と言っている通り、指のどの関節も柔軟性がある持ち方が、ヴァリエーションのあるボーイング、音色の変化につながるのです。
その弓の持ち方で弾くと、ヴァイオリンの音色がどんな風に変わるのかを体験してもらいました。
弓を弦の上にのせ、開放弦を弾きます。この時弓の持ち方はもちろん、腕や肩も柔らかい状態にして音を出します。
イメージ的には、弓と指が見えない吸盤で楽に吸い付いている感じです。
1000人の客席数のホールの隅まで響いて届く音。「この 心の音 を持って帰って下さいね。具体的には、その音が聞き分けられるようになるといいんです。」
じゅうたんの上でくつろいでいたMちゃんも「こう?ふわ~っと持つんだよね!」と見せてくれます。
そうそう、その持ち方で弓を持ってね!
入室を決めて、今週からKさんとMちゃんはレッスンに来る予定です。
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