ヴァイオリン教室の体験レッスン

公開日: : 未分類

昨日、体験レッスンに来てくれたKさんとMちゃん。

Mちゃんは外国で二ヶ月ほどヴァイオリンを習ったことがあるそうです。お母様のKさんも以前ヴァイオリンを習ったことがあるそうで、お二人ともヴァイオリンを持っています。

早速、弓の体操から…

IMG_2452

初めは誰でもそうなのですが、弓を持つ手、特に右親指に力が入ってしまいます。

今回は次の方法が役立ちました。

左手人差し指を伸ばし(右を指す)これを弓に見立てて、右手で弓を持つのと同じ状態で持ってみます。

IMG_2456

 

自分で持ってみて、次に講師(私)がその生徒さんの左手人差し指を持ってみます。

交代でやってみると「ずいぶん軽く持つんですね!」

そうなんです。名教師が「弓は落ちない程度に軽く持つ」と言っている通り、指のどの関節も柔軟性がある持ち方が、ヴァリエーションのあるボーイング、音色の変化につながるのです。

その弓の持ち方で弾くと、ヴァイオリンの音色がどんな風に変わるのかを体験してもらいました。

弓を弦の上にのせ、開放弦を弾きます。この時弓の持ち方はもちろん、腕や肩も柔らかい状態にして音を出します。

イメージ的には、弓と指が見えない吸盤で楽に吸い付いている感じです。

1000人の客席数のホールの隅まで響いて届く音。「この 心の音 を持って帰って下さいね。具体的には、その音が聞き分けられるようになるといいんです。」

じゅうたんの上でくつろいでいたMちゃんも「こう?ふわ~っと持つんだよね!」と見せてくれます。

そうそう、その持ち方で弓を持ってね!

入室を決めて、今週からKさんとMちゃんはレッスンに来る予定です。 IMG_2453

 

 

 

関連記事

ヴァイオリンの弓 2

弓は、ヴァイオリンに比べると「消耗品」に近いものです。 弾力性が命だということは、木材の老化や長期使

記事を読む

ヴァイオリンを鳴らすには

「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおと

記事を読む

ヴァイオリンの脱力

ヴァイオリンの練習は、始めに「構える」ことからです。 まずは「地球の重心を感じるように」立ちま

記事を読む

my violin

ヴァイオリンの魅力

なんといっても、ヴァイオリンの容姿!この姿に魅かれてヴァイオリンのを習い始めた方は結構いるのではない

記事を読む

自作のヴァイオリンで演奏を

月に一回のヴァイオリン製作教室でヴァイオリン作りをしているOさん。あと2年くらいで仕上がる見込みだそ

記事を読む

「サマーコンサート」を終えて

コンサートに参加するのが初めての方は、想像していた通り(それ以上?)の、自分の緊張に驚かれたかもしれ

記事を読む

今週はヴァイオリン教室もハロウィン♫

毎年、当教室のハロウィンをとっても楽しみにしていてくれているMちゃん。 昨日はヴァイオリンとお

記事を読む

初めまして!

昨日はとても嬉しいことに、生徒さんが一カ月の赤ちゃんと一緒に(日も沈んで寒い中)レッスンにいらして下

記事を読む

ヴァイオリンの上達を目指すなら

先日の体験レッスンの方は「とにかくヴァイオリン奏法の基礎をミッチリやって貰いたいです。」と強調してい

記事を読む

ヴァイオリンのスピッカート

スピッカートは、細かい音符を軽やかに弾くボーイングです。 軽く弾こうと思って、かえって手や腕が

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑