今日のオーケストラ
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いつものホールが改装中で、小学校(平成塾という名の部屋!)での練習でした。
先週から、指揮者は本番と同じ先生。
*ブルックナーのここに出てくるリズムは、もっと田舎っぽく
*音色や雰囲気が変わる時は、必ず間をあけて
*同じモチーフ(メロディー)が3回出てくる時は、3つ目が一番強く
*このドイツ語のテヌートは、べったりと、ペンキを塗っているように
音楽の基本的なものから、ブルックナー特有の音楽のつくりかた、感じ方などの指示がありました。
音楽の背景を知り、それを意識してちょっと弾き方を工夫するだけで、急に風景が生き生きと浮かび上がってきます。
クラッシック音楽がポピュラー音楽と大きく違う点は、先ず「作曲家ありき」なことです。作曲家がいることで演奏者が成り立っているので、作曲家に敬意を持たなければならないので。これがクラッシック音楽を演奏する上での基本になります。
それなので、作曲家自身のことや曲を書いた年代、生活環境、作曲することになったきっかけ、さらにその時代に起きた事件などを知らずに演奏できるはずはありません。楽譜を正確に演奏することが出来ても「音楽」になりません。それらしく聞こえないのです。クラッシック音楽の世界は、ただ楽譜を正確に演奏できればいいというものではなくて、その音楽の世界はとても奥が深いのです。
こう書いている私自身も、まだまだ勉強中(不足しているかな?)。
恩師に「1日30分、スコアを勉強してください。」といわれたことがあります。
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