今日のオーケストラ

公開日: : 未分類

いつものホールが改装中で、小学校(平成塾という名の部屋!)での練習でした。IMG_2500

先週から、指揮者は本番と同じ先生。

*ブルックナーのここに出てくるリズムは、もっと田舎っぽく

*音色や雰囲気が変わる時は、必ず間をあけて

*同じモチーフ(メロディー)が3回出てくる時は、3つ目が一番強く

*このドイツ語のテヌートは、べったりと、ペンキを塗っているように

音楽の基本的なものから、ブルックナー特有の音楽のつくりかた、感じ方などの指示がありました。

音楽の背景を知り、それを意識してちょっと弾き方を工夫するだけで、急に風景が生き生きと浮かび上がってきます。

 

クラッシック音楽がポピュラー音楽と大きく違う点は、先ず「作曲家ありき」なことです。作曲家がいることで演奏者が成り立っているので、作曲家に敬意を持たなければならないので。これがクラッシック音楽を演奏する上での基本になります。

それなので、作曲家自身のことや曲を書いた年代、生活環境、作曲することになったきっかけ、さらにその時代に起きた事件などを知らずに演奏できるはずはありません。楽譜を正確に演奏することが出来ても「音楽」になりません。それらしく聞こえないのです。クラッシック音楽の世界は、ただ楽譜を正確に演奏できればいいというものではなくて、その音楽の世界はとても奥が深いのです。

こう書いている私自身も、まだまだ勉強中(不足しているかな?)。

恩師に「1日30分、スコアを勉強してください。」といわれたことがあります。

関連記事

学校のオーケストラで

「学校の(学年別)オーケストラで、コンサート・ミストレスになったんです。」と、嬉しそうな笑顔のRちゃ

記事を読む

ヴァイオリンのダイナミック(強弱)1

オーケストラ(講師がコンサートマスターを務めているアマチュアオーケストラ)の本番が、いよいよ近づいて

記事を読む

草加のヴァイオリン教室

「武田ゆり ヴァイオリン教室 草加教室」はここのところ(世田谷教室が賑やかな事もあり)お休みしていま

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 4

今回の「クリスマスコンサート」で「アッコーライ作曲 コンチェルト」を演奏する予定のKさん。レッスンは

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 10

今回の「サマーコンサート」にも前向きに参加のMさんとお母様のRさん。 今日のレッスンでは、それ

記事を読む

ヴァイオリンの弦を替えるタイミング

カレンダーも12月になり、今年の最初のクリスマスコンサートが2週間前に迫ってきました。ヴァイオリンの

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習アップデート!

このホームページをご覧になっていらっしゃる方は、もしかしたらご存知の「パンドラの箱」。そう、N響のコ

記事を読む

講師もヴァイオリンリサイタル準備♫

今日は(いつもリサイタルのピアノをお願いしている)同級生の友人と合わせ(合わせ)をしました。

記事を読む

サマーコンサートに向けて 1

6月に入り「サマーコンサート」(7月23日予定)が来月に迫ってきました。 いつもコンサートに「

記事を読む

ヴァイオリンで好きな曲を弾こう 2

先日、生徒さんの希望曲「カントリー・ロード」をヴァイオリン二重奏曲に編曲してみました。 ヴァイオリ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑