今日のオーケストラ
公開日:
:
未分類
いつものホールが改装中で、小学校(平成塾という名の部屋!)での練習でした。
先週から、指揮者は本番と同じ先生。
*ブルックナーのここに出てくるリズムは、もっと田舎っぽく
*音色や雰囲気が変わる時は、必ず間をあけて
*同じモチーフ(メロディー)が3回出てくる時は、3つ目が一番強く
*このドイツ語のテヌートは、べったりと、ペンキを塗っているように
音楽の基本的なものから、ブルックナー特有の音楽のつくりかた、感じ方などの指示がありました。
音楽の背景を知り、それを意識してちょっと弾き方を工夫するだけで、急に風景が生き生きと浮かび上がってきます。
クラッシック音楽がポピュラー音楽と大きく違う点は、先ず「作曲家ありき」なことです。作曲家がいることで演奏者が成り立っているので、作曲家に敬意を持たなければならないので。これがクラッシック音楽を演奏する上での基本になります。
それなので、作曲家自身のことや曲を書いた年代、生活環境、作曲することになったきっかけ、さらにその時代に起きた事件などを知らずに演奏できるはずはありません。楽譜を正確に演奏することが出来ても「音楽」になりません。それらしく聞こえないのです。クラッシック音楽の世界は、ただ楽譜を正確に演奏できればいいというものではなくて、その音楽の世界はとても奥が深いのです。
こう書いている私自身も、まだまだ勉強中(不足しているかな?)。
恩師に「1日30分、スコアを勉強してください。」といわれたことがあります。
関連記事
-
-
ヴァイオリンのロングトーン
今月は、ほとんどの生徒さんに「ロングトーン」にポイントをおいてレッスンしています。弓が自分の身体の一
-
-
ヴァイオリンレッスン 8回目
MさんもAちゃんも、弓の体操がとても上手になっています。 ついうっかり忘れてしまう生徒さんのた
-
-
「2017 スプリングコンサート」無事終了♪
昨日、暖かく良いお天気に恵まれた「スプリングコンサート」。 和やかな雰囲気の中、たくさんの方に
-
-
ヴァイオリン教室のすぐそばの桜並木道
「桜丘」の名前に合わせて植えられたと聞いていますが、ヴァイオリン教室のすぐそばのバス通りは、桜並木で
-
-
ファースト・サマーコンサート
今日は、今週末の「(セカンド)サマーコンサート」に(日程の都合がつかず)参加できない方々の 「
-
-
ヴァイオリンは(ほとんど)変化していない
ヴァイオリン属の高弦楽器の原型が登場したのは1520年代といわれています。ヴァイオリンの製作者「始祖
-
-
自分に合ったヴァイオリン曲
自分に合った曲(その曲が演奏家のキャラクターに合っている)というのは、意外なことに演奏家自身が分かっ
-
-
スプリング・コンサートのプログラム
「スプリング・コンサート」のプログラムが出来ました! もう当日まで4日に迫っていますので、もう
-
-
ヴァイオリンのスタッカート(スピッカート)
来月に所属するアマチュアオーケストラの演奏会を控えているKさん。 今日は、プログラムの
- PREV
- ヴァイオリン教室の体験レッスン
- NEXT
- ヴァイオリンレッスン7回目