今日もヴァイオリンの基礎練習

公開日: : 未分類

ほとんどの方が「せっかくヴァイオリンを習うなら良い音で弾いたい。」と思っていらっしゃるかと思います。

でも、そのために必要とされる『基礎練習』はちょっとつまらなく感じるかもしれません(この私ですら面倒だなぁと思う時もあります)。

では、『基礎練習』は何のために行うのでしょう?

一番の理由は、手をはじめとする身体のウオーミングアップのためです。普通は練習の始め10分から15分ほど指慣らしのための『基礎練習』をします。当教室では、生徒さんの状態やご希望に合わせてオシャール、セヴシックやシュラディックといった教本で行っています。‥これは運動する前のストレッチと同じです。

もう一つの目的は、

*正しい弓の持ち方で、弦に正しい摩擦を与えること(この、良い音が出るツボをサウンディングポイントといいます)

*指を正しいかたちで正しい位置に乗ること(音程のツボで、だんだん倍音を聞き分けられるようになる)

この二つを確かめるためです。

少し手が温まってきたら音階練習。これは「ゆっくりなテンポ」から始めて、きっかり2倍の速さの音階を増やしていきます。

IMG_2300

 

以前、恩師が「私の最初のヴァイオリンの先生は、音階を教えてくれなかったんです。音階を知った時、こんなに便利なものがあったのだと思いました。」と言っていました。

音階練習以上に基礎練習に適した方法はない、といわれています。

今週も生徒さん皆さん、それぞれの音階を丁寧に聞かせてくれました。

 

 

関連記事

「サマーコンサート」に向けて 8

毎日「サマーコンサート」に参加の生徒さんのリハーサル形式のレッスンが続いています。

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 8

今月で8ヶ月目のCさん。 Cさんは、ヴァイオリンを始めた時から、とても丁寧に練習なさっています

記事を読む

親子でヴァイオリン

「サマーコンサートで『親子でアンサンブル』の演奏が、とても印象的でした。いいなぁ と思いました。」

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習♪

「基礎練習って何ですか?音階と基礎練習は何が違うんでしょうか?」と、Rさん。 ヴァイオ

記事を読む

今日の「ヴァイオリン体験レッスン」

海外からのご予約、学校の夏休みを利用しての(一ヶ月期間限定レッスン希望)の方の「体験レッスン」でした

記事を読む

ヴァイオリンのハイポジション

ヴァイオリンのハイポジションで、はっきりとした音を出したい時は、「左指を上の方からしっかりと押さえ」

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習、頑張りましょう!

音階練習が大事だと分かっていても、練習が必要だと実感しないのは何故なのでしょう?  

記事を読む

オーケストラの楽しみ

オーケストラには、実際にその席に座り音を出した時に体験出来る、合奏の楽しみがあります。 一緒に演奏出

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 3

「今度のサマーコンサートの曲、決めてきました!」 と元気なSさん。 レッスンの今日は、朝

記事を読む

お友達を呼んでミニコンサート

「『ヴァイオリンを習って弾いていらっしゃるのなら、聴かせて!』と  お友達に言われたので、自宅でミニ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑