今日もヴァイオリンの基礎練習
公開日:
:
未分類
ほとんどの方が「せっかくヴァイオリンを習うなら良い音で弾いたい。」と思っていらっしゃるかと思います。
でも、そのために必要とされる『基礎練習』はちょっとつまらなく感じるかもしれません(この私ですら面倒だなぁと思う時もあります)。
では、『基礎練習』は何のために行うのでしょう?
一番の理由は、手をはじめとする身体のウオーミングアップのためです。普通は練習の始め10分から15分ほど指慣らしのための『基礎練習』をします。当教室では、生徒さんの状態やご希望に合わせてオシャール、セヴシックやシュラディックといった教本で行っています。‥これは運動する前のストレッチと同じです。
もう一つの目的は、
*正しい弓の持ち方で、弦に正しい摩擦を与えること(この、良い音が出るツボをサウンディングポイントといいます)
*指を正しいかたちで正しい位置に乗ること(音程のツボで、だんだん倍音を聞き分けられるようになる)
この二つを確かめるためです。
少し手が温まってきたら音階練習。これは「ゆっくりなテンポ」から始めて、きっかり2倍の速さの音階を増やしていきます。
以前、恩師が「私の最初のヴァイオリンの先生は、音階を教えてくれなかったんです。音階を知った時、こんなに便利なものがあったのだと思いました。」と言っていました。
音階練習以上に基礎練習に適した方法はない、といわれています。
今週も生徒さん皆さん、それぞれの音階を丁寧に聞かせてくれました。
関連記事
-
-
伴奏 弾いて下さい♪
毎日練習を欠かさずしているCちゃん。 セヴシックOp. 1 も少し
-
-
ヴァイオリン練習の前に
「いかに集中して練習出来るか」は結構重要なことです。 スーッと集中できる時と、なかなか集中出来
-
-
ヴァイオリンの左手の形
ヴァイオリンの左手の形は、自分からは見えづらいものです。押さえる場所には、ギターのようなフレットもあ
-
-
ヴァイオリンの弦は4本
現在使われているヴァイオリンの弦は4本です。これはいつ頃から決まったのでしょうか? 16 &a
-
-
「スプリング・コンサート」
昨日 当教室のレッスン室で「スプリング・コンサート」を開催しました。 参加出演者の生徒さんは、
-
-
ヴァイオリン教室の看板
お正月に向けてリニューアルしました。
-
-
クリスマスコンサートに向けて 7
今週のレッスンから「クリスマスコンサート」に出演予定の生徒さんは、リハーサル形式のレッスンをしていま
-
-
久しぶりのヴァイオリン♪
自国に帰っていらしたAさんとOくん。先週日本へ戻っていらっしゃいました。 O君は「日本に帰って
-
-
「サマーコンサート」に向けて 9
今朝は、講師自身も「サマーコンサート」に向けての準備をしています♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ 先
- PREV
- ヴァイオリンレッスン 5回目
- NEXT
- ヴァイオリンの前衛音楽コンサート