自分に合ったヴァイオリン曲

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自分に合った曲(その曲が演奏家のキャラクターに合っている)というのは、意外なことに演奏家自身が分かっていない場合もあるかと思います。(もちろん、好きな曲ばかり弾いていては勉強になりませんが)

コンサートの時などは自分に合った曲を自分に合ったように弾けると、聴いている人達の拍手も多くなります♫

 

有名な演奏家達にもこんな話があります。

フランスの音楽家一族の一人のダンクラ。パリ音楽院でバイヨに師事し、1855年から母校で教え始め、60年には教授になっています。「私がパガニーニを聴いたのは13歳の時でした。彼は風変わりな人で、ファンタスティックで、けたはずれの力強いテクニックに恵まれていました。彼のパッセージ・ワークにはなんというイントネーション、なんという正確さが、彼の音にはなんと喜びにあふれた暖かさがあったことでしょう。彼自身の曲ではとても真似のできないような演奏を聴かせました。ヴィオッティやローデ、クロイツェルなどの作品は、彼の神経質で熱っぽい性格にはふさわしいものではありません。特別な様々なアクセントを要求しているヴィオッティの作品を演奏するためには、バイヨのような華麗なボーイングが必要でした。一方でバイヨは、パガニーニの魔性的な音楽の演奏ではどこか落ち着かない感じでした。彼にテクニックがなかったということではなく、彼の性格からいっても、彼が奇人と呼んでいた人の作品は合わなかったのでしょう。

Kさんは、速めのテンポの明るい曲も軽快に弾きます♫

 

Sさんは、いつも丁寧に行き届いた演奏をします♪

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