ヴァイオリンの弓 1

公開日: : 最終更新日:2014/11/02 未分類

現在使われている弓は、ヴァイオリンの完成後200年経ってから、その形が確立しました。
かの有名なヴァイオリン製作者、ストラディバリウスの時代でも、弓は「付属品」のような扱いでした。
ストラディバリウスの晩年に活躍し始めた名ヴァイオリニスト達、コレッリ、ヴィヴァルディ、タルティーニ等が改良を重ね、現在の弓に近いものが出来てきました。
弓で弦を擦って(こすって)音を出す、強制振動は「音の立ち上がり」「音の語尾」をコントロールできます。そして「持続音」が出せます。
レガート奏法が出来るようになり、古代の人たちの夢であった「人の声や歌のように音を持続させることができる楽器を作る」ことが実現したのです。
すると今度は、卓越した奏者が出てきて、作曲者も多くのものを望むようになりました。そうなると、左手の技術に合った弓が必要になり、そのような弓が作られるようになりました。
現在の弓はいろいろな音が出せます。
下は、弓の発達を図にしたものです。
IMG_0881.JPG

ちょっと余談になりますが、中国の楽器 二胡の弓は、初期のヴァイオリンの弓のような形です。私もちょっと習っていたのですが、確かにボーイングテクニックのヴァリエーションを作るのは難しい…強い音を出すのはヴァイオリンに比べて工夫が必要です。

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