ヴァイオリンのあご当てと肩当て

公開日: : 最終更新日:2014/11/12 未分類

あご当ては1820年頃、ドイツの作曲家で名ヴァイオリニストでもあったルイ・シュポーアによって考えだされたといわれています。
また肩当ては19世紀の前半に、特に女性や子どもなど小柄な奏者のために作られたようです。

それまで(ルネサンスからバロックの頃まで)、ヴァイオリンの演奏はポジション移動や速いパッセージがほとんどなかったので、あご当ても肩当ても無く左腕で支えて持っていました。

あごはテールピースの上にくるので、首の長い方は、あご当てがテールピースをまたいでいるもの(ブリッジ型)が楽かもしれません。

肩当ての種類は、
1;ブリッジ型
2;エアークッション型
3;パッド型
があります。ブリッジ型の「KUN」が一番の人気です。初めたばかりの小さなお子様や、一部の方は、台所用スポンジをゴムでとめる方法も良いようです。

あるヴァイオリニストは、音を最大限響かせるために、肩当て無しで弾けるように訓練をしたそうです。その話を聞いて、私も頑張ってみましたが、首と肩がとうとう慣れませんでした。ただ、その訓練のおかげで、短かい時間であれば肩当て無しでも弾けるようになり、結構便利です。IMG_0941.JPG

関連記事

スキマ時間にヴァイオリン練習♫

お家に帰った後は、時間が遅いため なかなか音の出る練習が難しいMさん。 Mさんは意を決して、ス

記事を読む

ヴァイオリンの左指

左指のテクニックも、だんだん高度になっていくにつれて「左指の基本の形がどれだけ良い形を習得しているか

記事を読む

ヴァイオリン教室に休日に

今日は銀座に行ってきました。 生徒さんが演奏する予定の「シューベルト作曲 弦楽四重奏曲 『死と

記事を読む

伴奏 弾いて下さい♪

毎日練習を欠かさずしているCちゃん。   セヴシックOp. 1 も少し

記事を読む

コンサートへ行ってきました♫

今日は久しぶりに(知り合いに誘われて)コンサートへ出かけました。 ロジャー・ターナーはドラマー

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 7

今年のクリスマスコンサートは「親子のアンサンブル」が何組かあります。 今年の2月に始めたYちゃ

記事を読む

ヴァイオリンケースのアクセサリー

「一目惚れして買っちゃいました♡」というTさんのヴァイオリンケースに付いたばかりの、ペンギンさんのキ

記事を読む

手の小さい人が弾きやすいヴァイオリン曲

アメリカでお世話になったBlair Music School(ブレア音楽院)のC.Teal(ティール

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 5

ヴァイオリンの曲の中でも「アイリッシュ(アイルランドの民族音楽)」がお気に入りのMさん。ヴァイオリン

記事を読む

ヴァイオリンの軸指

今週のレッスンは、どの生徒さんも「軸指(じくゆび)...大抵の場合左手人差し指、1の指」を意識して音

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑