ヴァイオリン譜の標識
公開日:
:
最終更新日:2020/02/02
ヴァイオリンの小話
ヴァイオリンに限ったことではありませんが「音楽標識を正しく理解する…もとの意味を知る」と、表現力を上げるのには大切です。
例えば「アレグロ allegro 」。これを楽語辞典で調べると「快速に」「快活に」と書かれています。イタリア語の「allegria 」には、「快速に」の他「楽しくね」「ゆかいに」などという意味も含まれています。ふだん使っている言葉として譜に書き込むと、もうちょっと違う表現が出来たりします。
言葉には深い意味があります。「青い空」「青い海」といった時、どんな空や海を想像するでしょうか?人それぞれ違った想像をするかと思います。
単語は様々な会話で百変化します。ひとつの単語でも、たくさんの意味を持っています。
昨日レッスンのAさん。
「カイザー 36のエチュード」の5番の「Allegro vivace」をスピッカート(弓を弾ませる奏法)で弾いたところ、
「その弾き方にすると、とてもvivace(生き生きと)な感じになりますね!」


関連記事
-
-
ヴィブラートにチャレンジ
「スプリングコンサート」が終わったので、ヴィブラートに挑戦したいと思います!」 と、Tさん。
-
-
ヴァイオリン練習のコツ
楽器の習得には「練習する」という努力が欠かせません。 その「努力=一生懸命やる」には2種類あり
-
-
ヴァイオリン練習 14
「ヴァイオリンの練習は、だいたい午前中が多いです。」 と、Mさん。 Mさんはどの曲も丁寧
-
-
ヴァイオリン基礎練習 1
「音階練習」をやれば必ず上手になります。 その音階を「より正確に音程をとる」のに効果があるのが「ゼ
-
-
ヴァイオリンレッスンの番組
昨夜、ピアノの友人からのお勧めテレビ番組のお知らせがきました。 とっても楽しみです!
-
-
ヴァイオリンのスピーカー
ちょっと前ですが、弦楽器店で、ヴァイオリン(などの弦楽器)がスピーカーになっている珍しい機器を見せ
-
-
ヴァイオリンのトリル
トリルは、もとの音(主要音)とその全音か半音上の音(補助音)をすばやく交互に鳴らす奏法の事です。装飾
-
-
ヴァイオリンのヴィブラートの効果
ファーストポジションの音程が安定して、サードポジションに馴染んできた頃に始めるヴィブラート。
- PREV
- ヴァイオリンレッスンの番組
- NEXT
- ヴァイオリンの弓が弾むのは