ヴァイオリン(クラシック)音楽のフレーズ

公開日: : ヴァイオリンの小話

クラシック音楽のフレーズは理解しておくことが必要です。

基本のフレーズというのは、小節でいyと2、2、4 とか 4、4、8 などという感じですが、基本から外れているものを見つけ出してチェックします。

そして、見つけたふれがどこまで続くかを調べます。

長いスラーが付いているフレーズの中に、細かいスラーがいっぱい書いてある場合があります。「細かいスラーの先の長いスラーの終わりまでが同じ1つのフレーズです。」ということになります。

何回も繰り返し弾いているうちに出来てきますが、スコアを見ると、頭で考えることが出来るようになっていきます。

それからもちろん、曲のどこにポイントがあるのかも考えることが大切です。

クラシック音楽の場合 作曲家は全員亡くなっているので、長年のあいだ多くの人が曲の解釈について探し求めていろいろやってきているうちに、原譜とだいぶ違うものになっていたりします。

「自分で調べ、自分で考えてみることは大切です。」

と、恩師もおっしゃっていました。また、こんなこともお話していらっしゃいました。

「その方(生徒さん)が出来るかどうかは別にして、フレーズは説明しなければいけません。」

関連記事

ヴァイオリン練習を消音で

お家では楽器だけでなく「なるべく静かに」と心がけているMさんが考えついたヴァイオリン消音のアイディ

記事を読む

ヴァイオリンを弾く前に

楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切で

記事を読む

バッハ「ガボット」は

「もうずいぶん前区立の中学校の音楽授業で、このバッハ:ガボットを弾いたことがあるんです。 でも、ヴ

記事を読む

ヴァイオリンのチューナーに 1

ヴァイオリンの音程を確かめるのに便利なチューナー。 「譜面台の上に置くと、落としたりする事もあるの

記事を読む

バッハのヴァイオリン 2

二十世紀の後半までは、バッハの楽譜でも有名なヴァイオリニストや教師が校訂(スラーや強弱を独自の解釈

記事を読む

ヴァイオリンでクラシック音楽

クラシック音楽とポピュラー音楽との大きな違いは、「作曲家が第一」であるということです。指揮者がいる場

記事を読む

クラシック音楽

「外出自粛で、楽器を弾く楽しみがあって良かったと改めて感じています。」 という方が少なくない

記事を読む

ヴァイオリンの弓をまっすぐに

ヴァイオリンが「弦を弓でこすって音を出す楽器=擦弦楽器」です。 効果的に こするのには、弦に対

記事を読む

ヴァイオリンの左手首

ヴァイオリンの左手首と腕を直線にすることが基本です。「手首に定規が付くように」と表現することもあり

記事を読む

ヴァイオリンのヴィブラートの効果

ファーストポジションの音程が安定して、サードポジションに馴染んできた頃に始めるヴィブラート。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑