ヴァイオリン(クラシック)音楽のフレーズ
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ヴァイオリンの小話
クラシック音楽のフレーズは理解しておくことが必要です。
基本のフレーズというのは、小節でいyと2、2、4 とか 4、4、8 などという感じですが、基本から外れているものを見つけ出してチェックします。
そして、見つけたふれがどこまで続くかを調べます。
長いスラーが付いているフレーズの中に、細かいスラーがいっぱい書いてある場合があります。「細かいスラーの先の長いスラーの終わりまでが同じ1つのフレーズです。」ということになります。
何回も繰り返し弾いているうちに出来てきますが、スコアを見ると、頭で考えることが出来るようになっていきます。
それからもちろん、曲のどこにポイントがあるのかも考えることが大切です。
クラシック音楽の場合 作曲家は全員亡くなっているので、長年のあいだ多くの人が曲の解釈について探し求めていろいろやってきているうちに、原譜とだいぶ違うものになっていたりします。

「自分で調べ、自分で考えてみることは大切です。」
と、恩師もおっしゃっていました。また、こんなこともお話していらっしゃいました。
「その方(生徒さん)が出来るかどうかは別にして、フレーズは説明しなければいけません。」
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