近代の西洋音楽 3「印象主義音楽」

公開日: : 音楽歴史の小話

「印象主義音楽」は、20世紀初頭にフランスで生まれました。

音楽で気分や雰囲気を表現しようとしたことfが風景の印象や雰囲気を表現したモネなどの「印象派」の絵画を連想させて名付けられました。(「バロック」や「ミニマル」と同じく美術から音楽へと転用された用語です)

印象派の代表的な作曲家はドビュッシー(1862〜1918)です。ドビュッシーは、全音音階を使って気だるさを感じさせる独特な音色を作り出しました。代表作「月の光」

その他、フランスのラベル(1875〜1937)…代表作「ボレロ」、スペインのファリャ(1876〜1946)なども印象派の作曲家と言われています。

関連記事

バロック音楽

17世紀前後のヨーロッパの文化を「バロック」といいます。 当時の音楽は王侯貴族の好みに合わせ

記事を読む

古典派のモーツァルト

モーツァルト(1756〜1791)は35歳で亡くなるまで700曲以上のオペラや交響曲を作りました。

記事を読む

近代の西洋音楽3「表現主義音楽」

ドイツで20世紀初頭に生まれた「表現主義」は、人間の内面と主観的な感情を描こうとしています。

記事を読む

ロマン派音楽 1

「ロマン派音楽」は、古典派の後に続く時代で、19世紀から20世紀初頭までのことをさしています。

記事を読む

音楽の誕生

音楽は3つの要素で成り立っています。 「リズム」「メロディー」「ハーモニー」の3つです。

記事を読む

no image

近代の西洋音楽 3「新古典主義音楽」

「新古典主義音楽」は、ロマン派音楽、印象主義音楽、表現主義音楽を否定するところから始まりました。

記事を読む

ロマン派の音楽 4

ドイツでは、ワーグナー(1813〜1883)がオペラを進化させ「総合芸術」という新しいスタイルを生

記事を読む

ロマン派音楽 2

ロマン派音楽以前は、ほとんどの場合「一度演奏したらそれで終わり」ということが多かったようです。作曲

記事を読む

ウィーン古典派のオーケストラ

バロック期のオーケストラは、ヴァイオリンなどの弦楽器だけで構成されていることがほとんどでした。

記事を読む

ロマン派の音楽 6

ブラームス(1833〜1897)は、音楽で音楽以外のものを表現しようしなかった作曲家です。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑