ヴァイオリンの弓の持ち方

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16分音符が並んでいる楽譜を弾いていて「悪くないけれど、ちょっとハッキリ聞こえないな。」と思ったら、弓を持っている腕の高さに注目してみて下さい。
速いパッセージでは、メロディの音符に腕の高さを合わせているかチェックすると良くなる場合も多いです。
せっかくですので、弓の持ち方のお話をちょっと。

下の写真は、現代のヴァイオリニストの二種類ある弓の持ち方です。
左側は「フランス・ベルギー式」、右側は「ロシア式」です。
よく見ると腕の高さが違いますね。
楽器を少し斜めに持つと「フランス・ベルギー式」に、楽器を肩の上にのせると「ロシア式」になります。
出る音の特徴は、腕が低い方がしっかりした大きい音が、高めはスピードのある軽やかな音が出やすいです。

いずれにしても、「極端にならない」ように気をつけることは重要です。

ロシア式だった(音階の教本で有名な)カール・フレッシュの弟子は、上げすぎたボーイングによって、手を痛めてしまったそうです。
フランス・ベルギー式は、アメリカのヴァイオリニストに多いそうです(ホールが大きく、ppでも駒寄りで弾くらしいです)。

そのまた昔。私自身の弓の持ち方は上でした。ある時、先生に「そこの部分は腕を下げてご覧なさい。」と言われ、下げて弾くと立派な音!感動して、それから腕を下げ気味に弾くようになりました。
でもいつでも下げ気味で弾くのは良くないんですね。最近、ちょっと腕を上げ気味にして細かいパッセージを弾いてみたら、細かい音が鮮明になりました!

もちろん、いつでも最後に重要なのは耳で聴いての判断です。

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