ボーイングを工夫

公開日: : 未分類

ボーイングをどうするかを決める時に大切なポイントは

「自分が その曲をどんなふうに表現したいか?」を考えることです。

ボーイングによって、音楽の表現に関わるすべての根本的なテーマに沿って考えて決めていきます。

 

教本の中の曲を弾いている場合は、まずは書いてある通りに弾いてみます。

その通りに弾くと「勉強になる」ことも多いです。

そうやって勉強していると

「何故ここはこのボーイングを使うのか?」

「このボーイングにすると、もっとこの曲の表現に合うのではないか?」

なども分かるようになっていきます。

 

「アップ」か「ダウン」かということについても、それぞれに音の特徴があります。

この音の特徴を生かして弾くと良い場合

なるべく同じように弾いた方が良い場合

なども自分が表現したい音楽によって使いわけることできます。

 

人によっても「適切なボーイング」は変わることもあります。

演奏する場所によってボーイングが変わることも多いです。

 

以前、恩師がブラームスのソナタのボーイングを教えてくれる時に「◯◯年のコンサートで使ったボーイングが良いと思うから」と、戸棚から出してきて下さったことがあります。

ある程度大きい曲になってくると、どのヴァイオリニストも、いろいろなボーイングを試してみています。

ボーイングは、奥が深いです☺

 

IMG_8295

 

関連記事

オーケストラの中のヴァイオリン

昨夜のオーケストラはブルックナー交響曲第8番の第2,4楽章でした。 ヴァイオリンを一人で弾いて

記事を読む

クリスマスコンサートの朝です!

晴天に恵まれ気持ちの良い、ちょっと寒い(o^^o)コンサート日を迎えました。 …私自身も今スケール(

記事を読む

効率の良いヴァイオリン練習

短時間でテクニックを身につけて、練習の効果を引き出すには、効率良くポイントを押さえていく事が大切です

記事を読む

ヴァイオリンの左指の基本

今日いらした生徒さんのうち、お二人は「HAUCHARD」の94番を新しくやりました。 この「I

記事を読む

新しいヴァイオリン曲を見る時は

「最初から、メリハリのある演奏になるような練習をすることが大切です。」 恩師の言葉です。

記事を読む

2014年 草加でのクリスマスコンサート

今日は、草加(実家)の玄関ホールで演奏会を開催しました。 ピアノ、テューバ、ヴァイオリンの演奏があり

記事を読む

毎日練習しています

「一応、毎日練習しています。」 とニコニコしながらレッスン室に入っていらしたAさん。 A

記事を読む

音楽(聞くのも演奏も)好きの♫

今日が3回目のレッスンのTさん。 ヴァイオリンをケースから出しながらTさんは「チューニング(調

記事を読む

ヴァイオリンの重音奏法

フルタイム勤務で忙しい毎日を過ごしながら、でもヴァイオリンも練習しているRさん。 練習している

記事を読む

あこがれのヴァイオリン曲にチャレンジ

「昨日、とにかく練習しなくちゃと思って急いで用事を済ませてヴァイオリンを手に持ったのが夜7時50分で

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑