ステージ(コンサート)でのヴァイオリン演奏
公開日:
:
未分類
ヴァイオリンに限った事ではないと思いますが、楽器を勉強している人なら誰でも経験する「ステージ(コンサート本番)での演奏家の不安な気持ち」「上がる」。
プロの演奏家は、その対応の仕方を知っていて、まだ勉強中の学生や始めたばかりの人は、それによって左右されてしまいやすいという傾向があるのかもしれません。
プロの演奏家でも上がらないわけではないのです。
「私は演技というものと無縁な男でしたから、舞台にあがると涙ぐましい努力をしていました。私は不器用なのです。あの特殊な楽器をいとも簡単に弾いたなどということは、これまでに一度もありませんでした。ですから、どんな楽器でもたやすく弾きこなせるのだと、聴衆に幻想をいだかせるために一生懸命練習をしました。そして、舞台の上では、自分は今舞台の上にいるのではないと考えるように努め、身体の位置を少し動かしたり、なんとかその場を切り抜けようとしました…」
これは「ジョルジュ・エネスコ」というルーマニアのヴァイオリニストの、1955年に出版された彼の「回想録」で語られている言葉です。
本番で「いつもと同じくらい」演奏出来るようになるのは、「コンサート出演の回数を重ねる」のが効果的かと思います♫
関連記事
-
ヴァイオリンのトリル
ヴァイオリンのトリルを美しく弾くポイントは「トリルを入れる指だけを上下に動かす」ことです。その時、そ
-
ヴァイオリンの音階の種類
「音階についての質問なのですが...」 Rさんは、新しく始めた「小野アンナ 音階教本」を出しま
-
ブルックナーの中のヴァイオリン
もしヴァイオリンがある程度弾けるようになったら、是非チャレンジして欲しいのはオーケストラ。 生の音
-
ヴァイオリンレッスン13回目
弓の体操、「OCHARD」使用の基礎練習ともに、順調に上達しています。 MさんもAちゃ
-
ヴァイオリンの弦が切れても
「練習えおしようと思って調弦をしていたら、弦が切れてしまいました(≧∀≦)」 というメールのH
-
ヴァイオリンだけでなく
ヴァイオリンだけでなく、ピアノなど多趣味なIさん。クラッシック作曲家の特徴などにも詳しい方です。
-
ヴァイオリンを選んで
当教室にいらっしゃる方は『「レンタル」または「セカンド(中古)」があったら是非それを利用したいです』
-
ヴァイオリンで「音楽的に弾く」
以前(自分のレッスンが終わって玄関で先生に挨拶をしようとした時)、先生がこう言いました。 「昔の楽
- PREV
- 自分のためのヴァイオリン
- NEXT
- 学校のオーケストラで