十八世紀のオーケストラ奏者は

公開日: : 未分類

ヴァイオリンがある程度弾けるようになったら参加してみたい(かも?)オーケストラ。

 

古典派初期のオーケストラでは、楽器の「持ち替え」は珍しくなかったそうです。十八世紀半ばの1743年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の前身のオーケストラでは、

オーボエ奏者がフルート持ち替え

ファゴット奏者がフルート持ち替え

ホルン奏者がヴィオラ持ち替え

ホルン奏者がセカンドヴァイオリン持ち替え

ファーストヴァイオリン奏者とオーボエ奏者がトランペット持ち替え

ホルン奏者がティンパニ持ち替え

歌手がヴィオラ持ち替え

ヴァイオリン奏者が歌手に

というような具合に「奏者のやりくり」をしていたそうです。

 

1772年、ハイドンが楽長をしていたエステルハージー候爵のオーケストラでは、ファゴット奏者がヴィオラとティンパニも担当出来ました。

このようなことは、実は「健康上・年齢上の理由で管楽器を吹けなくなった時に楽士としての地位を失わないように、管楽器奏者に早い段階から弦楽器も平行して学ばせたという、この時代ならではの事情もあったそうです。

 

 

理由はともかく、様々な楽器を演奏できたら楽しいでしょうね!

 

関連記事

新しいタイプのヴァイオリン曲に挑戦

ヴァイオリンで弾く曲は「ゆったりした」ものが好きなMちゃん。彼女は、澄んだきれいな音の持ち主です。

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 6

「ヴィヴァルディ作曲 2台のヴァイオリンのためのコンチェルト イ短調」を演奏予定のMちゃんとお母様の

記事を読む

my violin

ヴァイオリンの魅力

なんといっても、ヴァイオリンの容姿!この姿に魅かれてヴァイオリンのを習い始めた方は結構いるのではない

記事を読む

連休中のヴァイオリン♪

今年のゴールデンウィークは、いかがお過ごしですか? おうちでのんびり  ちょっとしたお出かけ…

記事を読む

ヴァイオリンの調弦

ヴァイオリンの調弦は、まずA線をAに合わせて、次にD線、G線、E線という順番で合わせます。どの弦もそ

記事を読む

静かに始まるヴァイオリン曲

「新しいヴァイオリン教本 第4巻」の中にある「F.トーマ作曲 アンダンテ レリジオーソ」は、ゆっくり

記事を読む

ピアノ講師写真

ヴァイオリン

ヴァイオリンを通して出来る友人は、不思議と自然に長く付き合えます。昨日、ふとした事から卒業後会ってい

記事を読む

コンサート後のヴァイオリンレッスン

着実にヴァイオリンのテクニックが上達してきているCちゃん。 「スプリング・コンサート」では「ス

記事を読む

コンサートで「いつものように」弾くには

「とにかく練習する」というのは、もちろんです。大切なのは「毎日の基本練習で基本能力を上げておく」こと

記事を読む

今週はヴァイオリン練習頑張ったね!

レッスン室に入りながら、「今週は練習頑張ったよね、J君!」とお母様のKさん。 先週は思ったほど練習

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑