ヴァイオリンの移弦
公開日:
:
未分類
今日新しく「ブラームス作曲 ワルツ」を弾くことになったIさん。この曲は、ヴァイオリンの移弦と、弓のスピードの変化の、とても良い練習ができます。この曲の場合、移弦の角度は少なめで、なめらかに弾きます。最初の2拍は、弓を「ゆっくりしっかり」3拍目は「軽く速く」使うとワルツらしくなります。
この移弦を正確に行うためには「弦に当てる弓の角度と肘の位置を身体で習得」することが大切です。そのためにもっとも効果的なのは、重音の音階を利用して練習する方法があります。重音の音階を弾く時の左指で、(弓は重音ではなく)バラバラにして(分解して)練習します。例えば、C-dur(ハ長調)の3度の重音の音階でしたら、「ドーミードーミーレーファーレーファーミーソーミーソー…..」という風に弾いていきます。ゆっくりのテンポで、移弦のタイミングが拍にピッタリ合うようにします。そして、ダウンから始めるパターンとアップから始めるパターンの両方さらうことも大切です♫
関連記事
-
ヴァイオリン教室のコンサートの後にアメリカン・ミート!
ここ数年、クリスマスコンサートやランチコンサートの後のパーティーメニューで私(講師)が愛用、大活躍の
-
ヴィオラのレッスンも
普段はヴァイオリンのレッスンが中心のKさん。 所属していらっしゃる演奏グループで、今年度は「ヴ
-
「スプリングコンサート」を終えて 5
今年の「スプリングコンサート」では「ダンクラ作曲 ベッリーニの主題による エア・ヴァリエ」を演奏し
-
ヴァイオリンの左手の指 1
ヴァイオリンの左手の指をスムーズに…つまり、分離・独立させるには、ポイントを押さえてトレーニングする
-
ヴァイオリニストのメッセージ
今日は久しぶりに銀座に行ってきました。 楽器店の楽譜と音楽書を一冊ずつ購入しました。
-
ヴァイオリンの練習時間
これは個人差が激しいかもしれません。ここでは、これから始める方、もしくは始めたばかりの方に役立ちそう
-
お小遣いでヴァイオリン
弟さんがヴァイオリンを習っているRさんは、今月から初めてヴァイオリンを始めることにしました。
-
明けましておめでとうございます
今年も皆様にとってより良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。 (昨年度は生徒さん達の数々の
-
ヴァイオリンの音階練習アップデート!
このホームページをご覧になっていらっしゃる方は、もしかしたらご存知の「パンドラの箱」。そう、N響のコ
- PREV
- なつかしいヴァイオリンの生徒さんから
- NEXT
- クリスマスコンサートの伴奏合わせ