ヴァイオリンのステージマナー

公開日: : 未分類

小さな「ヴァイオリン&ピアノのサマーコンサート」が、明後日と近づいてきました。

(今回はレッスン室でのコンサートなのでそれほど本格的ではありませんが、せっかくですので)ステージマナーも、レッスンしています。

ステージマナー、つまり、演奏前、演奏後のお辞儀です。

 

お辞儀をする時は、

1.足をそろえる。image

2.背すじをまっすぐにし、前方か、それよりほんのちょっと上を向いて静止。2秒ほどでしょうか。

3.背中をまっすぐに保ったまま頭を下げて、足の親指あたりを2秒見た後(少し静止)サッと頭を上げます。

こうすると、お客様に対してしっかりお辞儀をしているように見えてかっこいいです。

 

ここからは、ちょっと上級者(本格的志向の方)向けのポイント。

舞台の上では、ヴァイオリンのチューニングは長々とやらない方がいいでしょう。長すぎるチューニングだと、これから音楽を聴こうとしている人たちの気持ちが萎えてしまうかもしれないからです。その日のピッチは決まっているはずです。楽屋か舞台袖でちゃんとピッチを合わせておけば良いので、舞台上で行うチューニングはいわばセレモニーの意味がほとんどだったりします。(もちろん、たまに舞台のライト熱でチューニングが狂ってしまうこともあります)

 

 

クラッシックの演奏会における演奏前のお辞儀は、素晴らしい音楽を書いてくれた作曲家に対しての感謝と敬意を表現するためのもの。また、演奏終了後のお辞儀は、聴いて下さった方々への感謝の気持ちを表現しているもの。ですので、お辞儀をする時は、作曲家への敬意と、聴いて下さった方々への感謝の気持ちをしっかりと込めましょう。

 

 

 

 

関連記事

ヴァイオリンで「音楽的に弾く」

以前(自分のレッスンが終わって玄関で先生に挨拶をしようとした時)、先生がこう言いました。 「昔の楽

記事を読む

ヴァイオリンでバッハ

「バッハには、ヴァイオリン奏法の基本がいっぱい入っていますから、とても良い勉強になります。」 これ

記事を読む

ヴァイオリン教室の看板 新春

お正月が明けて、看板をリニューアルしました

記事を読む

コンサート後のヴァイオリンレッスン

着実にヴァイオリンのテクニックが上達してきているCちゃん。 「スプリング・コンサート」では「ス

記事を読む

ヴァイオリンの弦が切れても

「練習えおしようと思って調弦をしていたら、弦が切れてしまいました(≧∀≦)」 というメールのH

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 4回目

「無理やり練習時間を確保する感じです。」とにこにこしながらヴァイオリンを出したMさんとAちゃん。早速

記事を読む

ヴァイオリンの弓の持ち方

16分音符が並んでいる楽譜を弾いていて「悪くないけれど、ちょっとハッキリ聞こえないな。」と思ったら、

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 2

カレンダーのスケジュールを見て「あら大変!もうクリスマスツリーを飾らないと間に合わないわ!」 皆さ

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 3

「今度のサマーコンサートの曲、決めてきました!」 と元気なSさん。 レッスンの今日は、朝

記事を読む

ヴァイオリンのボーイング

当教室で使用している「HAUCHRD」の最後のページにある「音階ヴァリエーション」は、全音符のロング

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑