ヴァイオリンのステージマナー
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小さな「ヴァイオリン&ピアノのサマーコンサート」が、明後日と近づいてきました。
(今回はレッスン室でのコンサートなのでそれほど本格的ではありませんが、せっかくですので)ステージマナーも、レッスンしています。
ステージマナー、つまり、演奏前、演奏後のお辞儀です。
お辞儀をする時は、
2.背すじをまっすぐにし、前方か、それよりほんのちょっと上を向いて静止。2秒ほどでしょうか。
3.背中をまっすぐに保ったまま頭を下げて、足の親指あたりを2秒見た後(少し静止)サッと頭を上げます。
こうすると、お客様に対してしっかりお辞儀をしているように見えてかっこいいです。
ここからは、ちょっと上級者(本格的志向の方)向けのポイント。
舞台の上では、ヴァイオリンのチューニングは長々とやらない方がいいでしょう。長すぎるチューニングだと、これから音楽を聴こうとしている人たちの気持ちが萎えてしまうかもしれないからです。その日のピッチは決まっているはずです。楽屋か舞台袖でちゃんとピッチを合わせておけば良いので、舞台上で行うチューニングはいわばセレモニーの意味がほとんどだったりします。(もちろん、たまに舞台のライト熱でチューニングが狂ってしまうこともあります)
クラッシックの演奏会における演奏前のお辞儀は、素晴らしい音楽を書いてくれた作曲家に対しての感謝と敬意を表現するためのもの。また、演奏終了後のお辞儀は、聴いて下さった方々への感謝の気持ちを表現しているもの。ですので、お辞儀をする時は、作曲家への敬意と、聴いて下さった方々への感謝の気持ちをしっかりと込めましょう。
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