ヴァイオリンでロングトーンを
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ヴァイオリンでロングトーンを練習するのは、弓の圧力をコントロール出来るようにするためです。大切なのは、音の大きさではなく、弓の圧力を一定にすることです。弓にかかっている重力の問題です。
重力による弦の振動です。リンゴが木から落ちるのを見たニュートンが発見した「重力」。この重力を使って、弓で弦をこすると弦が振動しているのが分かります。(重力でなく力で弓を動かすと弦の振動はかなり少なくなります)
「弦を上手にこすること」は、ヴァイオリンを上手に弾く大きなポイントになります。ロングトーンを練習することによって、弓のスミズミまで同じ圧力で弦をこすっていくという感覚が、つまり摩擦を与えていく感覚が分かるようになっていきます。
弓の元と先では、弦にかかる重さが違います。
同じ圧力で弦をこすっていくには、弓の元から先まで同じになるように、力をコントロールする必要があります。
何度も練習すると考えずに出来るようになります。
考えなくてもロングトーンが一定の圧力で弾けるようになるまで何度も練習しましょう!
そして、開放弦のロングトーン、ファーストポジション(第一ポジション)の音階のロングトーン練習へとレベルアップしていきます。
このロングトーンは、チューニングをする時もとても重要です。ロングトーンが上手に弾ければ、弦の音程も良く聞こえペグやアジャスターでの調弦も聴きやすくなります。
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