身体を傷めない ヴァイオリンの練習方法
公開日:
:
未分類
年齢に関係なく、身体を傷めない練習方法というのがあります。
それは、以下の4つです。
1. 正しい姿勢
2. 楽器の構え方
3.弓の持ち方
4.運弓法
これをおろそかにすると、若い方でも、身体を痛めるおそれがあります。
椅子に座って練習も、問題ありません。
ヴァイオリンは、基本的には立って弾くものですが、椅子に腰掛けて弾いても良いのです。
特に大人の方で、座っていることの多い方など…もし足や腰が疲れやすいということでれば、是非椅子を利用して練習してみて下さい。
その場合のポイント。「腰から上は基本通りの構え方を心がける」ことが大切です。背中が少しでも丸くなっていると、腰に負担がかかってしまいます。
練習すると左手が痛くなるという人は、たぶん余計な力が入っていると思われます。その場合は、あご当て、肩当てが自分に合っているかを確かめてみると良いかもしれません。これが合っていない、楽器が保持しにくくなって、左手で支えながら弾く状態になっている可能性もあるからです。
先週、生徒さんの何人かが、あご当てを違うタイプに替えて、とてもヴァイオリンを弾くのがラクになったとおっしゃっていました。
上のあご当てから下のタイプに
あとは、自分の体調に合わせて、無理をせず練習をすることも大切です。疲れている時は、練習効果もあまり期待できません。そんな時は、思い切って休息をとったほうが良いこともあります☺
関連記事
-
-
ヴァイオリン左指の「トンネル」
今月からスタートのNちゃん。今回が4回目のレッスンです。 前回のレッスンで左指の4(小指)まで
-
-
ヴァイオリンの体験レッスン
今週いらした体験レッスンの方は、即入室を決めて下さいました! 「とっても楽しかったです。」と帰宅後
-
-
「サマーコンサート」を終えて
コンサートに参加するのが初めての方は、想像していた通り(それ以上?)の、自分の緊張に驚かれたかもしれ
-
-
ヴァイオリンレッスン 20回目
「今週は練習出来なかったんです。」と申し訳なさそうな笑顔でレッスン室に入って来たAちゃん。 ヴ
-
-
ヴァイオリンの弓の持ち方
カール・フレッシュの「ヴァイオリン奏法」には、「落ちない程度に軽く」と書かれています。私は以前それぞ
-
-
ヴァイオリンのヴィブラート
Mちゃんは、幼い頃からヴィブラートのかかっていないヴァイオリンの音色が好きだったようで 「ヴィ
-
-
ヴァイオリンのサウンディング ポイント
弓と弦が接する場所を「サウンディング ポイント」といいます。アメリカのブレア音楽院ヴァイオリン教授の
-
-
ヴァイオリンレッスン再開♫
プライベートが忙しくなって、数ヶ月ほどお休みなさっていたMさん。 昨日久しぶりにメールで、今日
- PREV
- ヴァイオリンの左手の形
- NEXT
- ヴァイオリンのステージマナー