弓の持ち方

公開日: : ヴァイオリンの小話

弓の持ち方は(「ロシア式」「フランコ・ベルギー式」「ドイツ式」などがありますが)当教室を含め日本では「中指のところに親指がくる持ち方」が一般的です。

弓は、人差し指と薬指(または小指)と親指の3点で持ちます。

大切なポイントは「弓が落ちない程度に軽く持つ」ことです。

それには「弓を持たず楽器を構えて、右手だけ動かしてみる」ことをやってみます。弓を持たない状態に慣れておきましょう。慣れてくると、力を抜くことが覚えることが出来ます。

当教室のレッスン室には全身が映る鏡がありますが、ご自宅でも外が暗くなると窓も鏡のように見えますが「自分の筋肉がどう動いているか」を確かめるこも大切です。

上手になろうと思っていても力が抜けていないと、ちょっと難しい曲になると弾けなくなってしまいます。とにかく「最小限の力でコントロール」します。「地球の引力:重力を使う」感覚がつかめると身体が硬くならなずにすむと思います。

正しい「ヴァイオリンの形:奏法」を身につけたら、あとは好きなように弾きます♫

関連記事

バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」

先日レッスンのSさんが、とても良い「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」の資料を持

記事を読む

ヴァイオリニストのサラサーテ

サラサーテといえば「新しいヴァイオリン教本 6巻」にも出てくる「ツィゴイネルワイゼン」を思い出す方

記事を読む

ヴァイオリン練習 6

「ヴァイオリン練習は午前中にするようにしています。」 と、Kさん。 ほとんど毎日、およそ1時間

記事を読む

作曲家を夢中にさせたヴァイオリニスト

1844年スペインのバンブローナ出身のパブロ・サラサーテ。 サラサーテは19世紀半ばから後半

記事を読む

ヴァイオリンの渦巻き(スクロール)

ヴァイオリンのネックの先の渦巻きは、音響的な面からみると特別な役割は持っていません。なくても音にはほ

記事を読む

ヴァイオリン音楽も便利に♫

昨日は電気量販店で、スピーカー売り場の「Google Nest Hub」を買ってきました。 使い

記事を読む

ヴァイオリンの練習 13

「ヴァイオリンの練習は(家ではほとんど音が出せない事もあり)仕事の帰りやオフの日に貸しスタジオでし

記事を読む

ヴァイオリンの弓も

趣味で「ヴァイオリンを製作中」のOさん。 仕上げのニス塗りの「ニスを乾かす時間」の有

記事を読む

ヴァイオリン譜を読む

新しいヴァイオリン曲に取り組む時は、楽譜に書いてある全てをチェックします。 できれば「その作

記事を読む

ヴァイオリン教本の新版

昨年末に、音楽之友社「新しいヴァイオリン教本」の新版が出ました。 今日は銀座の楽器店で1〜4巻まで

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑