ヴァイオリンのフィンガリング
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
フィンガリングについては、まず始めにどんな可能性があるかを考えます。フィンガリングは最大10個くらい考えられる事もあります。
フィンガリングによって音色が変わります。
問題は「どのフィンガリングを取るか?」です。練習している間に、自分の得意なフィンガリングが2、3つくらいになってきます。
あとは、その日の気分で決めていきます。

「新しい曲を練習する時にフィンガリングを決めるのに時間がかかる」
「フィンガリングを決めて覚えないと上手く弾けなくて、フィンガリングを覚える練習を繰り返す事になる」
この場合は、音階練習を使って行う「パターンの練習」が効果的です。

シフティングの音階練習を数多くやっていると、自分が使えるフィンガリングも決めやすくなると思います。
フィンガリングの選択肢を広げるために、いろいろなパターンのフィンガリングで音階を練習しておくのが、おススメです♪

関連記事
-
-
作曲家を夢中にさせたヴァイオリニスト
1844年スペインのバンブローナ出身のパブロ・サラサーテ。 サラサーテは19世紀半ばから後半
-
-
教則本で有名なヴァイオリニスト 1
「セヴシック」 当教室の生徒さんでも取り組んでいる方が少なくない「セヴシック」。ヴァイ
-
-
バロック・ヴァイオリン
ヴァイオリンは19世紀以降に、より大きく強い音が出るように改造されました。改造された楽器(そして新し
-
-
大人になってからのヴァイオリン
このところ数件あったお問い合わせに 「新型コロナのステイホーム中に『ずっと弾いてみたかったヴ
-
-
ヴァイオリンの「フラジオレット」
ヴァイオリンの「フラジオレット」は「ハーモニクス」ともいいますが、倍音奏法のことです。このフラジオレ
-
-
ヴァイオリンの重音チャレンジ
ヴァイオリンは弾く人が自分で音程を作る楽器です。このテクニックを習得出来るかどうかが、ヴァイオリン上
-
-
ヴァイオリン譜を読む
新しいヴァイオリン曲に取り組む時は、楽譜に書いてある全てをチェックします。 できれば「その作
-
-
サイレントヴァイオリン
お家での練習はサイレントヴァイオリンを使用しているAさん。 先週末は、そのサイレントヴァイオ
-
-
ヴァイオリンの弓をまっすぐに
ヴァイオリンが「弦を弓でこすって音を出す楽器=擦弦楽器」です。 効果的に こするのには、弦に対
- PREV
- 「サマーコンサート」の後で 2
- NEXT
- 「サマーコンサート」の後で 3