ロマン派の音楽 4
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音楽歴史の小話
ドイツでは、ワーグナー(1813〜1883)がオペラを進化させ「総合芸術」という新しいスタイルを生み出しました。
総合芸術とは、音楽・演劇・舞台芸術の全てが融合された作品で (それまでは歌や合唱が中心でした) ワーグナー自身はこれを「楽劇」と呼びました。

ワーグナーが1859年に完成した「トリスタンとイゾルデ」は、作曲と台本、歌詞、舞台美術もワーグナーが携わりました。
晩年のワーグナーは、自分の作品を上演するための劇場「バイロイト祝祭劇場」も建設しました。

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