ヴァイオリンのハーモニクス
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最終更新日:2017/10/22
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ハーモニクスは「弦の上に指を浮かせて乗せて」弾きます。この「ハーモニクス」がきれいに鳴らない時は、次の2つをチェックしてみます。
一つ目は「弓が浮いていないか?」
左指を浮かせる時に、弓を持つ右手も一緒に浮かせてしまう・・・弓の圧力はいつもの通りで、左指だけ浮かせて弾きます。
二つ目は「弓の速度が遅くないか?」
ハーモニクスは波形が細かい音なので、弓の速度は少しだけ速くした方が響きやすくなるかと思います。
その他、弓が弾く弦の位置は、いつもより少しだけコマ寄りにすると良いと思います。
また「左指を正しい位置に置いているか?」のチェックもしてみましょう♪
さらに 、ハーモニクスは左指を「なるべく軽く、そーっと触れる感じ」にすると、透明感のある音になります。
当教室で使用している教本で、ハーモニクスが最初に出てくるのは「新しいヴァイオリン教本 2巻」の「リーディング作曲 ロマンス」の最期の音です。
ハーモニクスの練習は、下の写真:音階教本「カール・フレッシュ」
「HAUCHARD」のサードポジションの24番から27番の練習もあります。
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