今週のヴァイオリンレッスンポイント
公開日:
:
未分類
今週のレッスンで生徒さん達にお伝えしている小話。
どの生徒さんも「なるほど、確かに。」という表情になり、その瞬間から音程(イントネーション)が格段に良くなります。
「イギリスのヴァイオリニストで作曲家、アルバート・サモンスの語った言葉》
「完璧なイントネーションに集中しなさい。イントネーションが完璧になるまでは、あなたは有名になることはないでしょう。なぜならば、偉大なるヴァイオリニストと凡庸なヴァイオリニストとの違いは、その完璧なイントネーションと芸術的なインタプリテーション…解釈…があるかどうかできまるのですから。悪いイントネーションはヴァイオリン学生の最大の欠点です。」
さらに、ヴァイオリンの場合には、単なる音程の確かさだけではない問題があり、例えば「ルッジェーロ・リッチ」はこんなふうに言っています。
「ある音符をそれだけ弾けば、音は合っているかもしれないが、もうひとつの音符と比較すれば調子がはずれているかもしれません。イントネーションの本当の秘訣は、いろいろなダブルストッピング(重音)が生み出す上音を聴き取る能力を養うことだと思います。」
関連記事
-
-
ヴァイオリンの音階の種類
「音階についての質問なのですが...」 Rさんは、新しく始めた「小野アンナ 音階教本」を出しま
-
-
今どきの「クラシック音楽ガイド」
(ヴァイオリンの)曲、新しく取り組む曲を始める時に、その作曲家の手法がわかっていると、曲の理解が速く
-
-
明けましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 今
-
-
ヴァイオリンレッスンノートをとりながら
今日のレッスンでも「ヴァイオリンレッスンノート」にしっかりとメモをとっているYちゃん。
-
-
ヴァイオリンのポジション移動をスムーズに
ポジション移動をする時は 最初に確認しておきたい大切なことは どこのポジションからどこのポジショ
-
-
ヴァイオリンの基礎練習を
多忙な日々の中、ヴァイオリン練習をストイックになさっていらっしゃるHさん。今日も「セヴシックOp.1
-
-
たまには一人でヴァイオリンレッスン♪
いつもはお子様のレッスンと一緒のTさん。 今日は一人でヴァイオリンレッスンにいらっしゃいました
-
-
ヴァイオリンの左手の指 2
ヴァイオリンの左手の指の「楽器を使わないトレーニング」。どこでも気楽に出来るトレーニング方法のご紹介
- PREV
- ヴァイオリン教室の窓から
- NEXT
- 「サマーコンサート」に向けて 5