ヴァイオリンのボーイング「指弓」

公開日: : 最終更新日:2016/03/29 未分類

ヴァイオリンのボーイングには、いろいろなテクニックがあります。

「サルタート」は短く切るように弾く奏法

「デタシェ」はレガートで弾く奏法

「マルテレ」ははっきり弾く奏法

 

曲を弾く時に、その「曲らしく…作曲家が要求している音」を、自分で思ったように弾けるようにするためにも、ボーイングの基礎をしっかり習得して積み重ねて行きましょう♫

 

様々なボーイングを習得する前に、まずはウォーミングアップにもなる「全弓練習」を開放弦で行います。

 

元弓から先弓まで、「均一・均質」で。弓を「落ちない程度に軽く」持ち、「弓に余分な力をかけないように(腕が硬くならない)」して、そのまま弓を返すようにします。

それが上手くいっていると、弦の振動が右手に伝わってきます。弓は優しくふんわり持ちます。弓の重みを弦にのせて、弦を響かせるようにします。

 

「指弓」の奏法

ダウン(下げ弓)は、指を曲げて、息を吐く感じにします。

image

アップ(上げ弓)は、指を伸ばして、息を吸うようにします。

image

 

初めのうちは、はっきりとした指弓で行います。

この「指弓」は慣れないうちは、「曲げ」「伸ばし」が逆になってしまうことも。その場合は、ダウンとアップの間に休符を入れて、準備をしてから次の動作に移ります。

IMG_2215

Sさんは、この「指弓」がとても上手です。

 

関連記事

講師出演発表会のリハーサル

来たる11月23日(水曜日・祝)埼玉県草加市の草加文化会館にあるイベントホールで、松田かおり(私の妹

記事を読む

曲を仕上げる時には

ヴァイオリンで課題曲を弾いてみて、もし出来ないところがあったとしたら。 出来ないところを、弾け

記事を読む

ヴァイオリン教室の大家さん

今朝は(久しぶりに)大家さん…といっても同じ建物内に住んでいる伯母にあたる方ですが…に朝食を届けまし

記事を読む

ヴァイオリンのロングトーン

「HAUCHARD」の教本の最初の方は、全て白い音符...全音符、2分音符などのロングトーンの練習で

記事を読む

コンサート後のヴァイオリンレッスン

着実にヴァイオリンのテクニックが上達してきているCちゃん。 「スプリング・コンサート」では「ス

記事を読む

あっという間に 1時間のヴァイオリン練習

大人の生徒さんは、ほとんどの方々がお仕事を持っていらっしゃいます。つまり、かなりお忙しい。 ほ

記事を読む

ヴァイオリンレッスン14回目

今日は、基礎練習をみっちりしてみました! Aちゃんの楽器を持つ手指のホームは、かなりきちんとし

記事を読む

レッスン室の防音工事

今日はレッスン室の防音工事をしています。 防音効果のある二重窓の設置と、換気口

記事を読む

スプリング・コンサートに向けて 2

来週に迫った 当教室の「スプリング・コンサート」   今週のレッスンで、生徒さん皆

記事を読む

ヴァイオリンの弓使い

「今回の曲では、なるべく弓の幅を多く使うのが目標です。」 と、Mさん。 私達は

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑