ヴァイオリンを良い音に

公開日: : 未分類

ヴァイオリンで良い音を出すには、まずその「ヴァイオリンの良い音色」が聞き分けられるのがまず第一段階。

聴くだけなら、CD。弾き方も見れるのは、You Tubeが大活躍。

レッスンを受けているなら先生の「生の」ヴァイオリンの音を聴くだけでなく、「色々な角度から」弓の持ち方扱い方、左指の押さえ方も見れます。その見方ですが、ズバリ「見て盗む」。

習うのではなく、良い意味で「盗む」のです。

これは恩師も教えて下さいましたが、有名な演奏家であり指導者の江藤俊哉先生の言葉です。

写っている鏡のようにというより、良い音で弾いている人になりきってという感じです。

具体的な練習方法としては、ロングトーンの勉強です。

音色を作るのは、弓と弦の摩擦力の強さです。

摩擦力の強さを自分でコントロールしなければ、音色を変えることは出来ません。

音色を良くしたい人はロングトーンを勉強すること。「HAUCHARD」の1ページ目は初心者の方には本当に毎日、少しの時間のなるべく多い回数が、ご自分のヴァイオリンの音色を決め、ヴァリエーションの可能性を約束するのです。

上級者でも同じくロングトーンの勉強で、音色が驚くほど変わります。色々なものを手に入れる時には、努力を惜しまないことが大切です。

音色というのは、自分の中に持っているもの、聞いたことがあって、想像がつくものです。レッスンのいらした方には、その日に出る一番良いヴァイオリンの音を体験して頂くようにしています。良いヴァイオリンの音がでているかは、その弾いている人の顔を見るとすぐに分かります。

IMG_2995

 

関連記事

明けましておめでとうございます

昨年中は大変お世話になりありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪

記事を読む

no image

クリスマスコンサートに向けて 1

今週のレッスン時に、生徒の皆様に「2015 クリスマスコンサート プログラム」をお渡ししています。

記事を読む

講師参加オーケストラリハーサル

昨日は、来週末軽井沢で開かれるオーケストラ(アンサンブル)のリハーサルがありました。 久しぶり

記事を読む

オーケストラの中のヴァイオリン

昨夜のオーケストラはブルックナー交響曲第8番の第2,4楽章でした。 ヴァイオリンを一人で弾いて

記事を読む

自分のためのヴァイオリン

いつもはM君と一緒にレッスンを受けていらっしゃるCさんは、今朝はお一人での受講でした。

記事を読む

ヴァイオリン教本

現在、当教室で主に使っているヴァイオリン教本は、 「HAUCHARD」 「新しいヴァイオ

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習♪

「基礎練習って何ですか?音階と基礎練習は何が違うんでしょうか?」と、Rさん。 ヴァイオ

記事を読む

ヴァイオリンの弓 1

現在使われている弓は、ヴァイオリンの完成後200年経ってから、その形が確立しました。 かの有名なヴァ

記事を読む

ヴァイオリン教室近くの「桜まつり」

今日は、当教室のすぐ近くのバス通り沿いの坂道で「桜まつり」が行われる予定です。 今、そ

記事を読む

オーケストラにヴァイオリンで参加

「武田先生にお話があるんです!」とレッスン室に笑顔入っていらしたMさんとAちゃん。 先週末に、

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑