ヴァイオリンの暗譜
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最終更新日:2019/07/20
ヴァイオリンの小話
「暗譜」とは、楽譜を見ずに弾くことの事です。
暗譜は、とても大切です。
国語や英語の暗唱など同じかと思いますが、始めは何も分からなくても、何度も暗譜で弾いているうちに、全体の流れや意味が見えてくるからです。
譜面を見て弾く習慣を付けてしまうと、記号にとらわれて自由に表現することを忘れてしまいます。
オーケストラやアンサンブル曲でも同じです。
全部は覚えられないとしても、ちらっと楽譜に目をやると、フレーズの一つくらいは覚えて弾けるようにするとよいでしょう。
こういう状態にあると、気持ちに余裕があるので、自分の音に神経を集中できます。オーケストラでは指揮者を見たり周りの音を聞いたりすることができるようになります。
そしてもちろん先の楽譜が浮かぶので、ケアレスミスが減り、安定した演奏になります。
結果として譜面台を置いても「暗譜して弾く」事に、チャレンジしてみましょう!

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