ヴァイオリンのハイポジション

公開日: : 未分類

ヴァイオリンのハイポジションで、はっきりとした音を出したい時は、「左指を上の方からしっかりと押さえ」「弓の圧力は強めに」「弓のスピードを速めに」します。ポジションが高ければ高いほど、弦は短くなって張りが強く(抵抗力が強く)なります。その弦の抵抗力で音程が不安定にならないように左手の指はしっかり押さえます。また、弦が短い分だけ振動もしにくいので、右手の重みを上手に利用(意識)して弓の圧力を強くします。弓のスピードも上げるというのも効果的です。左手の指先も「針の先のように」立てるように押さえると音がはっきりとしてくると思います。

ハイポジションの多い曲を演奏する場合には「弓の毛を強めに張る」という方法をとる、プロのヴァイオリニストもいます。ただし張り過ぎると、弓を痛めたり壊してしまう事がありますので気をつけましょう。

 

所属しているオーケストラで、ファーストヴァイオリン(第一ヴァイオリン)を弾いているSさん。ファーストヴァイオリンのパートには、ハイポジションがたくさん出てきます。

関連記事

今週のヴァイオリンレッスン

今週のヴァイオリンレッスンのポイントは、「イメージを持って弾く」です。  

記事を読む

忙しくてもヴァイオリンの練習♫

うっかりすると寝る時間もすごく少なくなってしまうくらい忙しい毎日のSさん。 それでも、出来る限

記事を読む

毎日練習しています

「一応、毎日練習しています。」 とニコニコしながらレッスン室に入っていらしたAさん。 A

記事を読む

講師のカルテット

来週は、日本橋にある「マンダリンオリエンタル」のボールルームで、講師のカルテットの演奏があります。2

記事を読む

本番間近のヴァイオリンレッスン

年に何度か演奏する機会のあるNさん。今月も、そのうち1つのコンサートが迫っています。 演奏予定

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 9

コンサートまで あと11日間! 最後のレッスンが終わった生徒さんもいらっしゃいますが、ほとんど

記事を読む

ヴァイオリンでアイリッシュ音楽を

「アイリッシュ」のフィドルを演奏したくてヴァイオリンを始めたCさん。 演奏したい音源は

記事を読む

始めたばかりのヴァイオリン練習

先日楽器店で、大手楽器メーカーの教室で教えているチェロの先生に「なるほど」と思う話しを聞きました。

記事を読む

お手頃価格のヴァイオリン

今日は、いつもお世話になっている弦楽器工房で、一番低価格のヴァイオリンセットのカタログを見せ

記事を読む

ヴァイオリン・アンサンブル

当教室の「コンサート(発表会)」は気軽に参加できるスタイルです(と思います)が、それでも「人前で弾く

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑