ヴァイオリニストのクライスラー
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50年以上にわたって「ヴァイオリンの王者」と呼ばれ、世界中の人々を夢中にさせた フリッツ・クライスラー。
クライスラーの作品は(私はもちろんのこと)ヴァイオリニストの大切なレパートリーになっているのではないかと思います。
「クライスラーのCD全集が出ましたよ。素晴らしいから是非お買いなさいね。」と、恩師に勧められ購入したCD。
どのCDにも、クライスラーならではの、気品あふれる演奏を楽しめます。よく言われているクライスラーの魅力は
「絶え間なくかかっているヴィブラート」
「ポルタメント…ニ音間の移動の時に、滑らかに徐々に音程を変えながら移る技法…が、程よい抑制とあいまって驚くべき魅力となっている」
「クライスラーは生まれついてのルバート…全体的な基本のテンポを一定に保ったまま、内部の個々の音を伸び縮みさせる方法…の名手」
などでしょうか。
また、アメリカのブレア音楽院 ティール先生は
「クライスラーは手が小さかったそうだから、彼の作品は君にも弾きやすいと思います。」
「クライスラーが演奏している写真を見ると分かるけれど、弓の毛は結構強く張って弾いていたのが分かり、演奏する時のヒントになるかと思います。」
とおっしゃっていました。
2年前のクリスマスコンサートで、私は「クライスラー作曲 愛の喜び」を演奏しました。 この曲は「クライスラーの3大ワルツ」と呼ばれています。 以前、ホテルの仕事、結婚式の「ウエディング・ケーキ・カット」でよく演奏しました(^^)
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