ヴァイオリン左指の「トンネル」
公開日:
:
未分類
今月からスタートのNちゃん。今回が4回目のレッスンです。
前回のレッスンで左指の4(小指)まで練習しました。
ヴァイオリンの左指の中でも一番気をつけたいのは「人差し指の押さえ方」です。どの生徒さんにもお伝えしていますが「人差し指の爪を鏡に見立てて自分の顔が映るように、立てて…指の中心は45度…意外と端っこの方で」弦を押さえます。
それと同じくらい大切(気を付けたいこと)なのは「小指の押さえ方」です。何も考えずに指を弦に下ろすと「内側を向く」小指ですが、「薬指側を下にして、他の指と倒す方向をそろえる」ように弦を押さえるようにします。そうすることによって小指の音がシッカリしてきます。動きもスムーズになりますし、ヴィブラートもかけやすくなります。
当教室で使っている教本「HAUCHARD」は、始めの段階から、左指を立てて『トンネルのように押さえる』練習がでてきます。こういう押さえ方を最初の時から習得しておくと「音色がクリアになる」「重音が弾ける」など、「今後の進み具合、上達の速度が違ってきます。
Nちゃんは、ほっそりした長い指の持ち主です。「トンネル」はとても上手です(^^♪
こちら(下の写真)は、手があまり大きくない生徒さんのものです。上手にトンネルになっています。
関連記事
-
クリスマスコンサート・アンサンブル
クリスマスコンサートに出演予定者の中には、ヴァイオリンを手にしてから間もない方が数名いらっしゃいます
-
ヴァイオリンの発表会に弾く曲
先日の発表会の教訓で、もう少し聞きやすい、弾くと喜ばれる曲のレパートリーを増やすことにしました。今考
-
ヴァイオリンの左手の形
ヴァイオリンの左手の形は、自分からは見えづらいものです。押さえる場所には、ギターのようなフレットもあ
-
クラッシックコンサートへ行く時は
今日の「中高生新聞」に「クラッシックコンサートを楽しむためのマナー」という記事がありました。
-
ヴァイオリンの弦の張り替え
このところの湿度の変化のせいでしょうか?先週から今週にかけて、生徒さんのヴァイオリンの弦が切れたり、
-
ヴァイオリンのステージマナー
小さな「ヴァイオリン&ピアノのサマーコンサート」が、明後日と近づいてきました。 (今回はレッス
-
クリスマスコンサートに向けて 2
今朝は、クリスマスツリーを飾りました。 午後のレッスンのKちゃんとお母様は、クリスマス
-
ヴァイオリンの弓使い
「今回の曲では、なるべく弓の幅を多く使うのが目標です。」 と、Mさん。 私達は
-
2014年クリスマスコンサート&パーティー
昨日は和やかな雰囲気の中、コンサートが無事に終了致しました。 今回も、当教室で月2〜3回あるピアノ教
-
ヴァイオリンの音程を聞く時
人気ヴァイオリニスト、五島龍のお母さんが「龍君に絶対音感があることが判ったから、ヴァイオリン
- PREV
- ヴァイオリンレッスンの休日には
- NEXT
- 明けましておめでとうございます