ヴァイオリンの軸指

公開日: : 未分類

今週のレッスンは、どの生徒さんも「軸指(じくゆび)…大抵の場合左手人差し指、1の指」を意識して音程をとるということを、してもらっています。

IMG_2665

ヴァイオリンは左指の4本の指で音程をとります。

その時、大抵の場合1の指が基準になります。コンパスの針の役目をするわけです。

まずは、この1の指の音程を確実にとる、とっているか確認できることが大切に」なってきます。

 

ヴァイオリンはフレットレスですから、正確な音程をいつでも確実にとれるようになるまでには苦労する方が多いと思います。

「音程が良くない。」と言われたけれど、自分ではよく分からないという場合。その原因は「自分の出した音を客観的に聴けていない」だけということが多いです。「聴いているつもりなんだけど…」と思った方は要注意!それは「聴いている」のではなく「耳に入っているだけ」なのかもしれません。

自分の音を注意深く聴くには、頭の中で歌いながらヴァイオリンを弾くようにするとよいでしょう。弾いている時に、次に出そうと思っている音を想像して耳の中に鳴らして、実際に出したヴァイオリンの音が合っているか聴くようにします。

頭の中で正しい音を歌えるようにするには、日頃から声に出して音名で歌う習慣をつけるようにするという方法がおすすめです。発音した音名と耳から入ってくる音の記憶が増えていくことで、音程感が備わってくるでしょう。耳が良くなります。

恩師は「ダンボの耳になったように、耳をよ~くひらいて聴いて下さいね。」と言ってニッコリします。

関連記事

no image

今日はピアノ発表会で

本日6月3日(日)は、講師の妹(松田かおり)のピアノ発表会でした。 およそ30人のピアノの生徒

記事を読む

no image

クリスマスコンサートに向けて 1

今週のレッスン時に、生徒の皆様に「2015 クリスマスコンサート プログラム」をお渡ししています。

記事を読む

ヴァイオリン教室のコンサートの後にアメリカン・ミート!

ここ数年、クリスマスコンサートやランチコンサートの後のパーティーメニューで私(講師)が愛用、大活躍の

記事を読む

今日はサマーコンサートです♪

本日午後1時30分から「サマーコンサート」を開催致します。 会場は、当教室のレッスン室です。

記事を読む

ヴァイオリン練習の前に

「いかに集中して練習出来るか」は結構重要なことです。 スーッと集中できる時と、なかなか集中出来

記事を読む

オーケストラ 小話

1600年頃のイタリアでは、古代ギリシャの劇の再現の場内で演奏する場所のことを、ギリシャ語にならって

記事を読む

ヴァイオリンで「パガニーニ」を

「私の娘が、パガニーニ作曲 24のカプリスを弾くようになるなんて…感慨深いです。」 音大出身の

記事を読む

ヴァイオリンの音をもっときれいに

  ヴァイオリンの音はいいな、好きだなと思って、ヴァイオリンという楽器を見たり触れた

記事を読む

マイペースでヴァイオリンレッスン

もう3年くらい前から、一人でレッスンを受けて、お家でも自分で練習をしているMちゃん。(Mちゃんのお母

記事を読む

(ヴァイオリンの)弓が震えてしまう時

「人前で弾くと、弓がバウンドしてしまうんです。」 という生徒さん、いらっしゃいます。 緊

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑