ヴァイオリンレッスン 4回目
公開日:
:
未分類
「無理やり練習時間を確保する感じです。」とにこにこしながらヴァイオリンを出したMさんとAちゃん。早速弓の体操から始めました。だんだん親指に力が入って反ってこないように気を付けながら4種類の体操です。
今日は、ヴァイオリンの持ち方(構え方)の確認をしました。
1:身体の重力を感じながら立つ
2:左手を右肩にそっとのせ、テールピースを首の中心に軽く当てる
3:足は肩幅に広げ、爪先は外側に少し広げる
一番大事な事はリラックスしていて、自然な形になっていることです。
ヴァイオリンは一見ねじって持っている(構えている)ようにみえますが、実は手首も腕もまっすぐです。曲げた途端に手や指の自由はなくなりますし、疲れたり痛くなってしまいます。
MさんもAちゃんも「こういう風に」と教えると、その意味を良く考え、身体や手や腕の状態を鏡で確認して、着実に覚えようという姿勢があります。
Aちゃんは左指2まで(HAUCHARD 16番まで)、Mさんは左指4まで(H.18まで)やりました。
一週間ずつ、着実に。最近、特に最初が肝心だと思い、生徒さん全員の「左人差し指の弦の押さえ方」は、正しい形を自分で出来るように気を付けいます。先ず出る音が違います。人差し指を中指と薬指と同じ真ん中で弦を押さえると、少しボーっとした芯のない音が出るのに対し、指を立てて爪を鏡のようにして指のはじで押さえて出した音は芯がしっかりして良く響きます。
MさんAさんはもちろん、生徒さん全員、実際弾き比べると「こんなに違う」と納得してくれています。
もちろん、その形をキープするのは興味の度合いにもよります。
でも、この人差し指の押さえ方が身につけば、上達のスピードが断然違います。是非お家でも、ちょっと気にして練習して下さいね!

関連記事
-
-
「スプリング・コンサート」
昨日 当教室のレッスン室で「スプリング・コンサート」を開催しました。 参加出演者の生徒さんは、
-
-
自分のためのヴァイオリン
いつもはM君と一緒にレッスンを受けていらっしゃるCさんは、今朝はお一人での受講でした。
-
-
ヴァイオリンでアンサンブル♪
ヴァイオリンは、ヴァイオリン同士でも、ピアノなどの他の楽器ともアンサンブルを楽しめる楽器です。
-
-
コンサート後のヴァイオリンレッスン
着実にヴァイオリンのテクニックが上達してきているCちゃん。 「スプリング・コンサート」では「ス
-
-
ヴァイオリンの弓の持ち方
16分音符が並んでいる楽譜を弾いていて「悪くないけれど、ちょっとハッキリ聞こえないな。」と思ったら、
-
-
効率の良いヴァイオリン練習
短時間でテクニックを身につけて、練習の効果を引き出すには、効率良くポイントを押さえていく事が大切です
-
-
(ヴァイオリン)ソナタとは
「エックス作曲 ソナタ ト短調」に取り組んでいらっしゃるHさん。 「この〈ソナタ〉とは、どうい
- PREV
- オーケストラの練習開始
- NEXT
- ヴァイオリンを弾く時の左手小指











