ヴァイオリンミニコンサートを開く
公開日:
:
最終更新日:2014/12/19
未分類
私は音大卒業後、恩師を訪ねた時「あなたはコンクールを受けるよりも、リサイタルを10回は開きなさい。」といわれました。是非そうしようと思いました。最初のコンサートは600人もの方が来てくださいましたが、どうやって沢山の方に来ていただくかが気になって、肝心の練習がなかなかはかどりませんでした。良い経験となり、その後は来て下さる方の数より演奏内容の充実を目指しました。
そのような思いを持ちながらとうにか10回のリサイタルを終え、「聴く人が心から聴きたいコンサートであることが一番大切なことだ」と目覚めました。また、演奏以外の楽しみもあると更に喜んでいただけることにも気付きました。
最近では、この6月に催したミニコンサートのプログラムはシューベルトのソナタとパガニーニのラ・カンパネラ。来てくれくれる方には「よろしければお気に入りのジャムもお持ち下さい。」とお願いしました。おかげさまで、沢山の素晴らしいジャムに恵まれ、皆さんにも音楽とジャムを楽しんでいただくことができました。そもそも音楽史のこぼれ話によると、大作曲家ヘンデルはマーマレードが大好物だったそうです。ヘンデルは、パンの上にマーマレードを山盛りにしてご機嫌だったそうですが、私はダイエットも意識しなくてはならないので、ジャムはパンの上にうすーくのばして我慢しています。でもいつかは‥私も山盛りにしてみたいものです。
関連記事
-
クリスマスコンサートに向けて 10
レッスン室のクリスマスツリーをバックに「クリスマスコンサートコンサート」のリハーサルが始まりました。
-
ヴァイオリンのボーイング「指弓」
ヴァイオリンのボーイングには、いろいろなテクニックがあります。 「サルタート」は短く切るように
-
物語の中のヴァイオリン
「うわあ・・・。ぼく、一度でいいからヴァイオリンを弾いてみたかったんだ」 子供に大人気の物語「
-
ヴァイオリンのあご当てと肩当て
あご当ては1820年頃、ドイツの作曲家で名ヴァイオリニストでもあったルイ・シュポーアによって考えださ
-
ヴァイオリンのヴィブラート
Mちゃんは、幼い頃からヴィブラートのかかっていないヴァイオリンの音色が好きだったようで 「ヴィ
-
ヴァイオリンの演奏スタイル
「ジョゼフ・ジンゴールド」は、私(講師)がアメリカで3年半レッスンを受けたブレア音楽院のティール先生
-
ヴァイオリンの音色が
今まで弾いていた清楚な感じの曲とは違うタイプ、ロマン派のドラマチックなコンチェルトに取り組み始めたK
-
スリムなヴァイオリンケース
「わあ、きれいなケース!」と生徒さんに言われ、ちょっと嬉しい講師の私☺「弦楽器山下」さんに届けていた
- PREV
- ヴァイオリンの発表会に弾く曲
- NEXT
- ヴァイオリン等の生演奏を楽しむ