弓の持ち方
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
弓の持ち方は(「ロシア式」「フランコ・ベルギー式」「ドイツ式」などがありますが)当教室を含め日本では「中指のところに親指がくる持ち方」が一般的です。
弓は、人差し指と薬指(または小指)と親指の3点で持ちます。
大切なポイントは「弓が落ちない程度に軽く持つ」ことです。
それには「弓を持たず楽器を構えて、右手だけ動かしてみる」ことをやってみます。弓を持たない状態に慣れておきましょう。慣れてくると、力を抜くことが覚えることが出来ます。


当教室のレッスン室には全身が映る鏡がありますが、ご自宅でも外が暗くなると窓も鏡のように見えますが「自分の筋肉がどう動いているか」を確かめるこも大切です。
上手になろうと思っていても力が抜けていないと、ちょっと難しい曲になると弾けなくなってしまいます。とにかく「最小限の力でコントロール」します。「地球の引力:重力を使う」感覚がつかめると身体が硬くならなずにすむと思います。
正しい「ヴァイオリンの形:奏法」を身につけたら、あとは好きなように弾きます♫
関連記事
-
-
バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」
ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685~1750) 作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パル
-
-
ヴァイオリンの弓グッズ
「弓の持ち方」を良くするグッズ。 先日いらした方が使っていたのは「指マスター」。
-
-
ヴァイオリンの「運動」
ヴァイオリンの演奏においての「運動」は、ある特定の筋肉の組み合わせが働く事を指します。 この
-
-
ヴァイオリンのポジション移動
「ヴァイオリンの指板は見る通り、およそ30cmくらいの長さしかありません。 しかし、ヴァイオリンが
-
-
ヴァイオリン(クラシック)音楽のフレーズ
クラシック音楽のフレーズは理解しておくことが必要です。 基本のフレーズというのは、小節でいy
-
-
ヴァイオリンのボーイングテクニック
ヴァイオリンのボーイング(奏法)には、いろいろな名前が付いています。 その用語の意味を意識し
-
-
ヴァイオリンの松やに
先日弦楽器工房で勧められて購入した松やに「Leatherwood Bespoke 」。オーストラリ
-
-
ヴァイオリンの肩当て
「この肩当てが今のところ一番自分に合っていると思います。」 と、Oさん。 「この『ボン・ムジカ
- PREV
- ヴァイオリン教室の休日
- NEXT
- クリスマスコンサートで 2