ヴァイオリンの弓使い
「今回の曲では、なるべく弓の幅を多く使うのが目標です。」
と、Mさん。
私達は弓元の方を持って演奏しているので、元と先とではその感覚がずいぶん違います。
この感覚の違いは「音色」「音量」「弾きやすさ」などいろいろな面に出てきます。その特徴を生かせるようになれば上級者です。
弓の「どこをどれだけ使うか?」を『弓の配分』と言います。これにより「音色作り」「音楽作り」の基礎になります。
教本や教則本などには細かい指定があったりしますが、普通の曲には指定されることはほとんどありません。
ただ、演奏法と使用する場所は関係が深いので「常識」のようなものがあります。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの練習 29
「ヴァイオリンの練習は、平日夜の9時頃にしています。 週末はまとめて練習を頑張っています。」 と、
-
-
ヴァイオリンの左手の指 2
ヴァイオリンの左手の指の「楽器を使わないトレーニング」。どこでも気楽に出来るトレーニング方法のご紹介
-
-
ヴァイオリンコンサートを聴く
先日の娘が参加した発表会には、当教室を卒業した生徒さんや、孫弟子さんたちも演奏しました。お互いに演奏
-
-
ピアノの調律しました♪
今日は、当教室のレッスン室のピアノを調律していただきました。 調律師のえびすいさんは、2代にわ
-
-
ヴァイオリンと「ネイル」
今日いらした生徒さんの「ネイル」はクリスマスヴァージョン!当教室のクリスマスツリーの前で写真を撮らせ
-
-
(ヴァイオリンの)曲全体の強弱を考えて
モーツァルト以前の作曲家の楽譜には、強弱記号がほとんどありません。「メロディーの強弱の付け方は書かれ
-
-
ヴァイオリンの「フラジオレット」
ヴァイオリンの「フラジオレット」は「ハーモニクス」ともいいますが、倍音奏法のことです。このフラジオレ
-
-
スリムなヴァイオリンケース
「わあ、きれいなケース!」と生徒さんに言われ、ちょっと嬉しい講師の私☺「弦楽器山下」さんに届けていた
-
-
ヴァイオリンの消音器
「やっぱり家でも練習したいと思っているのですが、ヴァイオリンの消音器はどんな物があって、効果の違いは
- PREV
- 音楽辞典から
- NEXT
- 近代の西洋音楽 3「新古典主義音楽」