ヴァイオリンでクラシック音楽
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
クラシック音楽とポピュラー音楽との大きな違いは、「作曲家が第一」であるということです。指揮者がいる場合は 次に指揮者。それから演奏者となります。指揮者も演奏者も、作曲家に敬意を持たなければなりません。これが、クラシック音楽を演奏する上での基本になります。
作曲家自身の事や、曲を書いた経緯を調べたり、曲が書かれた年代や生活環境を知ると「その曲らしく演奏する」のに大いに役立ちます。
その曲の周りの事に興味を持たずに、ヴァイオリンのテクニックだけを練習すると「正確な演奏」であっても「音楽的…その曲らしく」聴こえないかと思います。
今は様々な方法で情報や知識を調べる事が出来ます。それを元に楽譜をあらゆる事を探偵のように推測していくのも良いです。作曲者の性格や作曲家の手法から「作曲者は何を考え、どんなことを思いながら その曲を書いたのか?」と推測し、それに演奏家の思いも加えていく。これは「クラシック音楽を演奏する上での魅」でもあります♫
関連記事
-
-
ヴァイオリンの弓使い
「今回の曲では、なるべく弓の幅を多く使うのが目標です。」 と、Mさん。 私達は
-
-
バッハのヴァイオリン 1
「バロックヴァイオリン」と「モダンヴァイオリン」との本質的な違いは「語る楽器」と「歌う楽器」の違い
-
-
ヴァイオリンのグリッサンド
「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて
-
-
ヴァイオリンの毎日の練習
基礎練習は自分に余裕のあるもので行うと成果が出やすいものです。 (難しい曲は自分の知識のためにやり
-
-
ヴァイオリン練習 2
「普段ヴァイオリンは、午前中1時間、午後1時間練習しています。 時々午前中2時間だったり、午後に2
-
-
ヴァイオリンの重音チャレンジ
ヴァイオリンは弾く人が自分で音程を作る楽器です。このテクニックを習得出来るかどうかが、ヴァイオリン上
-
-
ヴァイオリンの大きさ
ヴィオラ(コントラバスなども)は、楽器によって結構大きさに違いがあります。 それに対して(フル
-
-
バッハのヴァイオリン 2
二十世紀の後半までは、バッハの楽譜でも有名なヴァイオリニストや教師が校訂(スラーや強弱を独自の解釈
- PREV
- サマーコンサート終了♫
- NEXT
- サマーコンサートの出演後 1