ヴァイオリンの音色、七変化

公開日: : 未分類

ある程度弾けるようになってくると、次の7つの「ヴァイオリンの音色を決めるポイント」を知っていると、楽しみが増えます。

IMG_2400

1.弓の圧力…どのくらい右人差し指に重みをかけるか?

2.弓の速度

3.弓の弾く場所…弓先か、弓元にするか

4,弦にあてる、弓の場所…コマの近くか、指板の近く、もしくは真ん中

5、左手指の角度…指を立てるか、寝せて腹のほうで押さえるか

6.ヴィブラートの幅

7.ヴィブラートの速度

この項目の中で、実は私自身も最近知ったのは5つ目の「左指の押さえ方」です。IMG_2403IMG_2402

優しいメロディーの時は指の関節を柔らかくし、強くハッキリさせたい時は左指の関節固定力を強くしたりはしていました。

でも、この「左指の押さえ方の角度」は目からうろこ。ちょっと指の角度を立てるように押さえると、音階が鮮やかで繊細な音に!特に、左人差し指はどんな方でも寝やすいので、これを立てるように押さえると弾いている本人自身がびっくりするようなクリスタルな音に変わります。

また、寝せて押さえると、ゆったりした優しい音が出やすくなります。弦楽器アンサンブルやオーケストラなどでは、こちらの押さえ方のほうが、全体の和音の響きを合わせやすいそうです。そういえば以前恩師が、アンサンブルをしていた時、演奏仲間に「もっと曖昧(あいまい)な音程で弾いてくれますか?」と頼まれたことがあると笑って話してくれたことがあります。ビオラの演奏家は、殆どの方が左指を寝せて押さえるようです。

関連記事

クラッシックコンサートへ行く時は

今日の「中高生新聞」に「クラッシックコンサートを楽しむためのマナー」という記事がありました。

記事を読む

2014年クリスマスコンサート&パーティー

昨日は和やかな雰囲気の中、コンサートが無事に終了致しました。 今回も、当教室で月2〜3回あるピアノ教

記事を読む

ヴァイオリン教室に休日に

今日は銀座に行ってきました。 生徒さんが演奏する予定の「シューベルト作曲 弦楽四重奏曲 『死と

記事を読む

ヴァイオリンを鳴らすには

「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおと

記事を読む

今日もヴァイオリンの基礎練習

ほとんどの方が「せっかくヴァイオリンを習うなら良い音で弾いたい。」と思っていらっしゃるかと思います。

記事を読む

Iアフタヌーンティー

ヴァイオリン等の生演奏を楽しむ

日本橋にある マンダリン・オリエンタルは、今年1月に中央区医師会賀詞交歓会でカルテット(弦楽四重奏)

記事を読む

ヴァイオリンのレッスンポイントは

「ヴァイオリンの練習ポイントを、3つくらい重点的にお願いできますか?」 と、遠慮気味におっしゃ

記事を読む

今日は「スプリングコンサート」です

たった今、コンサート会場(通常のレッスン室です)のセッティングが整いました。 演奏者の生徒さん

記事を読む

ヴァイオリンの左手の形

安定した音で弾くには、左指が正しいフォームで、常に正しい位置(音程の正しいの場所)に指を置くことが必

記事を読む

ヴァイオリン&ピアノの合わせ

昨日は久しぶりにピアニストの友人と合わせ(アンサンブル)をしました。 曲目は「ブラーム

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑