ヴァイオリンの音色、七変化
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ある程度弾けるようになってくると、次の7つの「ヴァイオリンの音色を決めるポイント」を知っていると、楽しみが増えます。

1.弓の圧力…どのくらい右人差し指に重みをかけるか?
2.弓の速度
3.弓の弾く場所…弓先か、弓元にするか
4,弦にあてる、弓の場所…コマの近くか、指板の近く、もしくは真ん中
5、左手指の角度…指を立てるか、寝せて腹のほうで押さえるか
6.ヴィブラートの幅
7.ヴィブラートの速度
この項目の中で、実は私自身も最近知ったのは5つ目の「左指の押さえ方」です。

優しいメロディーの時は指の関節を柔らかくし、強くハッキリさせたい時は左指の関節固定力を強くしたりはしていました。
でも、この「左指の押さえ方の角度」は目からうろこ。ちょっと指の角度を立てるように押さえると、音階が鮮やかで繊細な音に!特に、左人差し指はどんな方でも寝やすいので、これを立てるように押さえると弾いている本人自身がびっくりするようなクリスタルな音に変わります。
また、寝せて押さえると、ゆったりした優しい音が出やすくなります。弦楽器アンサンブルやオーケストラなどでは、こちらの押さえ方のほうが、全体の和音の響きを合わせやすいそうです。そういえば以前恩師が、アンサンブルをしていた時、演奏仲間に「もっと曖昧(あいまい)な音程で弾いてくれますか?」と頼まれたことがあると笑って話してくれたことがあります。ビオラの演奏家は、殆どの方が左指を寝せて押さえるようです。
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