今日もカール・フレッシュ(ヴァイオリン音階教本)
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最終更新日:2015/01/26
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いつも静かなKさん。ヴァイオリンの練習は、めったなことがない限り毎日しっかり練習しています。カール・フレッシュも2年以上弾いていて、すっかり慣れ、そんなに気負いなくさらっているようです。
Kさんは、とても手の形が良く(ヴァイオリンを弾くのに良い)、つまり、短すぎず、長すぎず。器用で、言われた通りにその場で指の方向を変えたり、間隔の調整をすることができます。左指が一本ずつ広げて弦を音程を確かめながら押さえることができます。練習していたものを、その場で変える。これは結構気持ちの柔軟性と集中力がいります。彼女は幼稚園のころから、かなりの集中力がありました。
写真はカール・フレッシュ音階教本H-Durの9番と10番。フィンガードオクターブといって、オクターブ(高さが違う同じ音名の音)を1と3の指、もしくは2と4で音をとっていく音階。かなり指を広げないと音程が合いません。あと10度(下がドだったら上はミ)。これもすごく指を広げることになります。
ヴァイオリンを習っても、これを正しい音程で弾けるようになる人や挑戦できる頑張り屋さんは少ないかとおもいます。
私も毎日やっていますが、何回弾いても手が、指がピキピキ。でも、それで手が痛くなることはありませんが、余裕はほとんどなしという感じです。
でもでも、Kさんは毎回レッスンで、実にしっかりフィンガードと10度を弾きます。
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