ヴァイオリンの左手の指 1
公開日:
:
未分類
ヴァイオリンの左手の指をスムーズに…つまり、分離・独立させるには、ポイントを押さえてトレーニングする事が大切です。
「クロイツェル エチュード」の9番のように左指のテンションを上げるためのトレーニングも効果があります。
指に筋肉をつけようとする時、どうしても弦をたたく動作に注目しがちですが、大事なのは指の腱(けん)を鍛える意識を持つことです。そのために、最も効果のあるのは「指をずらすトレーニング」です。持ち上げる筋肉ではなく、指の反応を良くするには、腱を意識して思い通りに動かすことが大切です。
当教室で使っている「HAUCHARD」の110番に「左指をずらすトレーニング」があります。
このような動きを「同じ弦の上に1〜4を置いたまま」行います。
例えば「3の指」を先ず2の指に向ってずらします。
ポイントは「2の指にピッタリとくっつくように意識して」動かすことです。
次に、同じように「4の指にピッタリとくっつくように意識して」動かします。
ずらしていく時は「弦から指を離さずに、でも指先のテンションを軽くしてスッと」移動します。
これを交互に、指の全てでやってみて下さいね☺
関連記事
-
-
かわいいヴァイオリンノート
小さな時から来てくれているMちゃんは、絵を描くのが大好きで得意です。 先日のレッスンの後も、お迎えを
-
-
ヴァイオリンのあご当て
今月、実に8回目のレッスンのCさん。とても熱心にヴァイオリンに取り組んでいらっしゃいます。 今
-
-
ヴァイオリン(音楽)教育は
昨日の新聞に「スズキ・メソード」の記事が載っていました。(私自身もスズキ・メソードで始めました)
-
-
ヴァイオリンの左手人差し指
ヴァイオリンの左手人差し指は、その押さえ方…方向が大切なポイントになっています。 「爪を鏡に見
-
-
自由スタイルのヴァイオリン・レッスン
昨日はIさんのレッスン日。Iさんのヴァイオリン歴が1年ちょっとですが、そのレッスンスタイルは「フリー
-
-
ヴァイオリン演奏時の脱力
脱力とは、力を入れずに自然にヴァイオリンを持っていられる状態のことです。 言い換えると必要なところ
-
-
ヴァイオリン、楽しそうだね!
「『お姉さんちゃん、ヴァイオリン本当に楽しそうだね!』と妹に言われました。」とSさん。当教室のレッス
-
-
ヴァイオリンとピアノの音色作り
ヴァイオリンは弦を弓でこすって音をだす楽器なので、メロディを歌わせたりダイナミック(強弱)をつけやす
-
-
ヴァイオリン・アンサンブル
当教室の「コンサート(発表会)」は気軽に参加できるスタイルです(と思います)が、それでも「人前で弾く
- PREV
- クリスマスコンサートに向けて 5
- NEXT
- ヴァイオリン教室からの秋景色