ヴァイオリンの基礎練習を
公開日:
:
未分類
多忙な日々の中、ヴァイオリン練習をストイックになさっていらっしゃるHさん。今日も「セヴシックOp.1」の基礎練習からスタートです。
「私も、ヴァイオリン初歩の時にこの練習をしていたら、もっと早くずっと上手になっていたのではないかと思います。」
と、笑いながらおっしゃいました。
まだ2回目ですが、かなりきちんと弾いていらっしゃいます。
1番から3番の練習は楽譜に書いてある通り1小節を「常に同じスピードのボーイング」「キッチリ倍速いテンポ」で弾いていきます。初めて挑戦する場合はそれだけでも充分上達すると思います。音程は正確に、特に同じ音が同じ音程で繰り返されているかなども気をつけます。「左指の分離」が大きな目的です。
余裕が出てきたら、左指の動きに集中してみます。左指の押さえですが、上から落とす感覚で『食べちゃうぞーパクン!』のようにトンっと指を弦に落とした瞬間に脱力します。
3番の練習はE線ですが、人差し指の付け根が、ヴァイオリンのさおの下にもぐってしまわないように気をつけます。手のひらはG線とほとんど変わらない位置で、指を上から押さえる感じ(指の末関節が、付け根より標高が高い位置)にすると上手く行きやすいです。
このE線の指の並び(型)は3(薬指)と4(小指)がくっついているので始めのうちは特に難しく感じるかもしれません。
この「セヴシック」シリーズは「一度弾いたら終わる」のではなく一通り勉強したら「必要と思った時に取り出してきてさらう」「どこをやっているかが重要なのではなく、どれかをやっていることが大切」なヴァイオリンの基礎練習かと思います☺
関連記事
-
-
ヴァイオリンの顎当てカバー
「このカバーを、彼が作ってくれました。」とCさん。ヴァイオリンを始めたものの、どうも楽器がアゴや肩甲
-
-
ヴァイオリンを鳴らすために
「今度は(二年前に購入した)新作のヴァイオリンの音が鳴るようにしたいので、パガニーニ作曲のヴァイオリ
-
-
ヴァイオリン教室の外
レッスン室からは見えないのですが、同じ敷地内の「藤棚」が見ごろです。 その他にも「シャ
-
-
ヴァイオリンの練習時間
これは個人差が激しいかもしれません。ここでは、これから始める方、もしくは始めたばかりの方に役立ちそう
-
-
珍しい『ヴァイオリン音階教本』
時折 新しいヴァイオリンの情報を提供して下さるKさん。 今回のレッスンが始まるとき、K
-
-
音楽(聞くのも演奏も)好きの♫
今日が3回目のレッスンのTさん。 ヴァイオリンをケースから出しながらTさんは「チューニング(調
-
-
ヴァイオリンをやって良かったこと&変わったこと
*休みの日も「練習しよう!」と思うので退屈しなくなった。 *上手な人を見ると刺激になり、「教わ
-
-
ヴァイオリンの基礎力アップに
先月の「クリスマスコンサート」でちょっと難しい曲に挑戦したRさんは、頑張った分、ヴァイオリンが上達し
- PREV
- コンサートのリハーサル
- NEXT
- コンサートの前日♫