ヴァイオリンの音程
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ヴァイオリンの音程
「音程」とは、本来「2つ以上の音の違い」を表します。
「音程が良い」「音程が悪い」とは、ふたつの音の関係が「正しい」「正しくない」ということです。つまり、弾き始めの音を間違えた時に「音程が悪い」という言葉を使うのは、厳密に言えば正しくありません…!
音を弾き違えた時に、その音を弾き直して次へ進んでしまうと、練習になりません。「前の音から間違えた音に動く事を練習することが大切です。
指の位置や音の絶対的な高さを覚えることは難しく、指の運動や音の間隔を覚えることはそれに比べて比較的やさしいかもしれません。
音程には「性格」があるとも言います。
「オクターブ」と「完全5度」の動きは安定しています。
「長3度」と「長7度」は前に進もうとする性格が強いと感じられます。
「時間のある時は『カイザー 36のエチュード』を1時間くらい練習しています。」
というMさん。ヴァイオリンの音程のとり方も、ずいぶんしっかりしてきていらっしゃいます♪
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