ヴァイオリンの重音
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ヴァイオリンの音程
ヴァイオリンの隣り合った弦の二つの音を同時に鳴らすのは、左指は難しくても、弓は二本の弦の上に乗せるだけですので、そんあには難しくありません(でも、左手が難しくて弓を持つ手にも力が入ってしまい…という事もあります…)。でも、三音、四音となってくると、同時に鳴らす事が出来なくなります。三音の場合は、真ん中の弦に重みをかけて、同時に三弦鳴らす事も出来ますが、良い音で弾くのはちょっと難しいかもしれません。四音の場合は、二音ずつ弾くのが一般的です。四音は大抵の場合、G線とD線を同時に弾き、瞬時に弓を動かして、A線とE線を同時に弾きます。重音の場合、左手で難しいのは五度の音程です。五度の時は、左指は一本の指で二弦を押さえます。指は末関節をつぶさないように気をつけて、高い音の弦に心持ち重心をかけて音程をとると、上手に音程がとれると思います。
バッハの無伴奏の曲は重音が多く効果的に使われています。
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