ヴァイオリンの重音

公開日: : ヴァイオリンの音程

ヴァイオリンの隣り合った弦の二つの音を同時に鳴らすのは、左指は難しくても、弓は二本の弦の上に乗せるだけですので、そんあには難しくありません(でも、左手が難しくて弓を持つ手にも力が入ってしまい…という事もあります…)。でも、三音、四音となってくると、同時に鳴らす事が出来なくなります。三音の場合は、真ん中の弦に重みをかけて、同時に三弦鳴らす事も出来ますが、良い音で弾くのはちょっと難しいかもしれません。四音の場合は、二音ずつ弾くのが一般的です。四音は大抵の場合、G線とD線を同時に弾き、瞬時に弓を動かして、A線とE線を同時に弾きます。重音の場合、左手で難しいのは五度の音程です。五度の時は、左指は一本の指で二弦を押さえます。指は末関節をつぶさないように気をつけて、高い音の弦に心持ち重心をかけて音程をとると、上手に音程がとれると思います。

バッハの無伴奏の曲は重音が多く効果的に使われています。

関連記事

ヴァイオリン練習曲の代わりに 2

基礎練習も、時間がかかっても楽しい曲で弾きたいというご希望のMさん。  

記事を読む

ヴァイオリン曲の音程を

今回のレッスンで「バッハ作曲 ガボット」を、全体通して安定した良い音程で演奏したJさん。 バ

記事を読む

ヴァイオリンの音程

「良い(優れた)演奏」には、正しく音程をとることが必要です。 音程のとり方は、メロディーを弾く時と

記事を読む

ヴァイオリンの調弦

ヴァイオリンは、演奏する前に「調弦 : チューニング」をします。これは、単純な作りなので、狂いやすい

記事を読む

ヴァイオリンの音程 2

ヴァイオリン(弦楽器)の音程は指板の上に築かれていきます。 ハイポジションの学習にあたっては

記事を読む

ヴァイオリンで正確な音程を

ヴァイオリンにはギターのようなフレットがないので、自分で音程を作る必要があります。 「正しい音

記事を読む

ヴァイオリンの音程

ヴァイオリンは、弾く人本人が音程を作る楽器です。そのため、その音程をとる技術を習得出来るかどうかが、

記事を読む

ヴァイオリンの音程

ヴァイオリンを正しい音程で弾くためには音感が良い方がいい、というような事がしばしば語られます。

記事を読む

ヴァイオリンの音程

良い演奏をするには、正しい音程をとる事が欠かせません。音程のとり方は、メロディーを弾く時と重音を弾く

記事を読む

ヴァイオリンの音程

「音程」とは、本来「2つ以上の音の違い」を表します。 「音程が良い」「音程が悪い」とは、ふた

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑