ヴァイオリンの調弦
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最終更新日:2018/08/23
ヴァイオリンの音程
ヴァイオリンは、演奏する前に「調弦 : チューニング」をします。これは、単純な作りなので、狂いやすい分 合わせやすいという特性を持っています。
調弦を正しく行うのは、音程を良くするために大事なポイントとなります。
調弦が合っていない楽器で練習を重ねていては技術の上達も(音程が不安定になり)良くない影響を与えてしまいます。
弦の種類にもよりますが、練習の途中でも調弦が合っているかをチェックしましょう。調弦は永久的なものではなく、湿度などちょっとした事で変わってしまうことも多いです。
耳の能力を最大限に活用するには、常に耳に意識を集中することが大切です。「調弦をする」ことによって、ある意味では耳のウォーミングアップになるとも考えられます。調弦は楽器を手にとって最初にする作業なので、楽器と一緒に耳も目覚める効果があるかと思います。
なるべく素早く、正しい調弦を目指しましょう♫
弦が狂ったかしら?と思ったら、すぐに調弦する習慣をつけると、いつでも正しく調弦されたヴァイオリンで演奏することになり、より早く左手が安定して、ヴァイオリンの響きも良くなります。
Hさんも「調弦」頑張っています♪
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