ヴァイオリンのポジション移動練習
公開日:
:
未分類
ヴァイオリンの教本「セヴシックの Op.8 」はポジション移動の練習です。今日のレッスンでもKさんは「セヴシックOp. 8」からスタートです。
今日の調号は「♯シャープ 1つ、G-dur(ト長調)、e-moll (ホ短調)」。
一つの曲を全調で弾いていっています。
この練習をする時の大切な練習ポイントは「軸になる指の音程をしっかりとって弾く」ことです。
軸指は、大抵の場合 1 の指(人差し指)ですが、その指をポジション移動した先の1の指の位置の音程を正しくとります。ピンポイントでとります。1の指以外の指も、正しい音程の場所におくのも大切です。
また、ポジション移動の時は左腕が柔らかい状態のままでいるように気をつけます。少しでも腕に(指は末関節以外はゆるめておきます)力が入っていると、正しい位置(音程)のポジション移動が難しくなってしまう可能性が高くなってしまうので気をつけます。
Kさんはこのポイントをしっかりマスターしていらっしゃいます。
また、ハイポジションにいった時に「指を上から下ろして、重みが乗るようにする」と音程がクリアに聴こえます。ただ弾くだけでなく、このようなちょっとしたポイントを押さえて弾くと演奏がレベルアップします。指のテンションも上がり、コンチェルトなどの曲を弾く時にも大いに役立ちます。
関連記事
-
-
ヴァイオリンを選んで
当教室にいらっしゃる方は『「レンタル」または「セカンド(中古)」があったら是非それを利用したいです』
-
-
ヴァイオリンで弾いてみたい曲
「家では《カリブの海賊》をよく弾いています。」 とMちゃんのお母様。 楽器習得は練習回数
-
-
明日より「笠間国際音楽祭」へ
明日から3日間の予定で「笠間国際音楽アカデミー」の「ヴァイオリン・スクール」を聴講してきます。
-
-
ヴァイオリンを始めて一年
今年の4月で およそ一年のCさん。 Cさんは、楽器習得のコツをご存知(ヴァイオリンの他にも木管
-
-
ヴァイオリンの音程の取り方 2
「音程は左手のひらでとる」。これを目指すと安定した良い音程になるようです。指先だけでとると、なかなか
-
-
クリスマスコンサートの朝です!
晴天に恵まれ気持ちの良い、ちょっと寒い(o^^o)コンサート日を迎えました。 …私自身も今スケール(
-
-
ヴァイオリンのスタッカート(スピッカート)
来月に所属するアマチュアオーケストラの演奏会を控えているKさん。 今日は、プログラムの
-
-
クリスマスコンサートに向けて 4
今年の「クリスマスコンサート」で「スコットランド民謡 つりがね草」「ウェーバー作曲 狩人の合唱」を演
-
-
自分のためのヴァイオリン
いつもはM君と一緒にレッスンを受けていらっしゃるCさんは、今朝はお一人での受講でした。