バッハ「ガボット」は
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
「もうずいぶん前区立の中学校の音楽授業で、このバッハ:ガボットを弾いたことがあるんです。
でも、ヴァイオリンではなく、ギターです。
その当時に音楽の先生が、クラス全員にギターを購入するように指導して、みんなで『ギターのガボット』を演奏しました。」
と、Oさん。
Oさんは、
「バッハ以前の無伴奏ヴァイオリン曲について、大学の講座を聴きに行ったことがあります。
その中でも、ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバーの
- ロザリオのソナタ集(1674年?)
- ソナタ第1番「お告げ」
- ソナタ第2番「訪問」
- ソナタ第3番「降誕」
- ソナタ第4番「キリストの神殿への拝謁」
- ソナタ第5番「神殿における12歳のイエス」
- ソナタ第6番「オリーヴ山での苦しみ」
- ソナタ第7番「むち打ち」
- ソナタ第8番「いばらの冠」
- ソナタ第9番「十字架を背負うイエス」
- ソナタ第10番「イエスのはりつけと死」
- ソナタ第11番「復活」
- ソナタ第12番「昇天」
- ソナタ第13番「聖霊降臨」
- ソナタ第14番「聖母マリアの被昇天」
- ソナタ第15番「聖母マリアの戴冠」
- パッサカリア ト短調
は、ヴァイオリンの4本の弦の真ん中の2本を入れ替えて(!)演奏するものもあるそうです。」
という話をして下さいました。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの細かいヴィブラート
「音程の揺れ幅の狭いヴィブラート」のことを指す「細かいヴィブラート」。 細かいヴィブラートは
-
-
ヴァイオリンのポジション移動
ヴァイオリンを始めて ファーストポジションが安定してきた頃に 始める「ポジション移動」: 左手指(の
-
-
ヴァイオリンの音階練習
ヴァイオリンを始めてしばらくすると…「HAUCHARD」の最初の教本が終わると同時に始める「小野ア
-
-
ヴァイオリンは「大きな音で」
とにかく最初は、大きい音で弾くことが大切です。 少々きれいでなくても構いません(きれいな音に
-
-
ヴァイオリンの弓が弾むのは
「弾いている途中で弓がはずんでしまうのは何故なんですか?」 と言う生徒さん、珍しくありません
-
-
バッハのヴァイオリン 1
「バロックヴァイオリン」と「モダンヴァイオリン」との本質的な違いは「語る楽器」と「歌う楽器」の違い
-
-
ヴァイオリンの音程 1
弦楽器の音程は指板の上に築かれていきます。 ハイポジションは、まず指板の低いところに基準音を
-
-
ヴァイオリン練習 14
「ヴァイオリンの練習は、だいたい午前中が多いです。」 と、Mさん。 Mさんはどの曲も丁寧
-
-
ヴァイオリンの練習 7
「ヴァイオリンのボーイングの練習は、週に一回貸しスタジオでしています。 音程の練習は毎日しています
- PREV
- 2021年「クリスマスコンサート」予定
- NEXT
- レッスン室の窓磨き